これも子を想う母の愛? 強盗を図る息子を現場まで送り迎え。

2007/05/18 11:19 Written by Maki K Wall@駐米特派員

このエントリーをはてなブックマークに追加


ウォール真木に限らず、郊外住まいの平均的な米国の母親たちは、子供の学校やお稽古事への送り迎えで毎日のように車を運転しております。月水金は次女の幼稚園があるし、月曜日の午後にバレエ、火曜日は空手、木曜日は日本語を話す母親と子供が集まる「遊びの日」、ついでに土曜日は日本語の補習校だし……。こうやって並べるだけでも、本当にあちこち行っているなぁ。ガソリン高いのに、最近(涙)。

家事だけでも大変なのに、加えて「運転手」という役割。母親業って本当にやることが山積みです。それでも辞められないのがこのお仕事。だって母親なんだもの。

しかしこの「母親業」を、ちょっと違うレベルまでも持っていってしまった女性がドイツはドレスデン市にいたそうで。17歳の息子をもつ36歳の女性。彼が宝石店に押し入り強盗を図ろうとしてたのを知った彼女は、なんとその現場近くまで息子と共犯者を車で送り届け、犯行の最中もその場で待っていたというのです。

「息子がケガでもするんじゃないかと心配で……」

と語った彼女は、もちろん犯罪ほう助の罪で逮捕。その後禁固3年10ヶ月の判決が出されたそう。ちなみにケガしたのは犯人の息子じゃなくて、襲われたほうの宝石店主だったそうです……。

母親なら、強盗しようとする子供はさっさと止めなさいってば(涙)。やれやれ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.