ミュージシャンに限らず芸術家なる人々は、ことさら一般人からかけ離れた「変わった人」が多いのが通説ですよね。でも、その存在感が単なる「お騒がせ」なのか、それとも「カリスマ」なのかは、意見が分かれるところ（笑）。ウォール真木の個人的見解としては、マイケル・ジャクソンは前者で、プリンスが後者。

デビューが1978年というから、もう30年近いキャリアのあるプリンス。昨年はアルバム「3121」が全米ヒットチャート1位を獲得するなど、その人気は衰える兆しがありません。しかも来年50歳という「殿下」、ううむ全然老いを感じさせないですね……。一体どんなスキンケアをしているのか、気になるところです。いや、お肌の曲がり角をとっくに通り過ぎたウォール真木は、本気で知りたいし（涙）。

さてそのプリンスなんですが、今度英国はロンドンで面白い試みをすることに。なんと今年8月から約4か月の間に、ロンドン市内だけで21公演という、コンサート・スケジュールを発表したのです。妙に地域限定の凝縮的な計画ではありませんか。まず8月1日から同じ会場での7夜連続コンサートをスタート。内容を毎晩変えるということで、ファンが何度足を運んでも楽しめる内容になるとか。

プリンスは今までにもラスベガスのホテルを貸し切って、その会場にて連続コンサートを開いたことはありますが、週末のみの公演に留まっています。それがロンドンでは1週間ぶっ続け。ステージに立つということは、精神的にも体力的にも相当の労力を使いますけど、大丈夫なのかしら？ ただでさえ小柄で繊細そうなお方なので、ちょっと心配……。殿下、どうか無理だけはしないでねん。