ブラウン管テレビとビデオデッキはまだまだ現役、6割が現在も使用。

2007/04/26 21:23 Written by コジマ

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液晶テレビやHDDレコーダーの新製品が続々投入され、2011年の地上波アナログ放送の終了も刻々と近づいている。ぼくの周りでも液晶テレビやHDDレコーダーを購入する人が多く、ブラウン管、ビデオデッキを使っている身としては時代に取り残されているように感じてしまうのだ。なかなか壊れないし。

そんなブラウン管テレビ・ビデオデッキ派を勇気づけてくれるような調査結果が発表されたのだ。この調査は、首都圏に住む10〜50代の携帯電話・PHS利用者300人(男女比1:1)を対象に、インターネットコムとクロス・マーケティングが共同で行ったもの。300人のうち、297人がテレビを所有していると回答している。

この調査によると、「あなたの家庭にあるテレビの種類を教えてください」という質問(複数回答)に対して、「ブラウン管テレビ」という回答が最も多く81.3%。「液晶テレビ」は34.7%で2位、「プラズマテレビ」は「TVチューナー付きパソコン」や「ワンセグケータイ」などより少なく、7%だった。

この中から「最もよく利用するテレビの種類」を聞いたところ、「ブラウン管テレビ」が63.6%にのぼり、「液晶テレビ」は25.9%。液晶テレビを持っている人でも、メインには使っていない人もいるようなのだ。

また、録画機器についての質問(複数回答)でも、「ビデオデッキ」が148人で他を圧倒。「HDDレコーダー」が86人、「DVDレコーダー」も58人にとどまった。「パソコン」という回答も38人いたのだ。液晶テレビもHDDレコーダーも、世の中でいわれているほど普及していないようなのだ。うーん、ほっとひと安心。

それにしても、MDなどもそうだったけど、ワイドテレビが普及したと思ったら液晶テレビ、DVDが普及したと思ったらHDDと、なかなか落ち着かない気がする。地上波デジタル放送が始まってもケーブルテレビと契約していればブラウン管テレビでも見られるし、やっぱり壊れるまでは現役でがんばってもらいたいのだ。

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