コンセプトは「Tシャツのコンビニ」、ユニクロのTシャツ専門店オープン。

2007/04/14 15:11 Written by コジマ

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デザインの向上などにより、最近は絶好調のユニクロ。ひと目でユニクロだと分かるものも少なくなり、部屋着や下着だけでなくアウターを買う若者も増えているのだ。値段の割には評価が高いジーンズもなかなかのものだし。

そんなユニクロが、原宿店をリニューアルしてTシャツの専門店「UT STORE HARAJUKU.」を4月28日にオープンする。毎月新作が登場し常時500種類以上のTシャツが並ぶというこの店のコンセプトは、「Tシャツの未来のコンビニエンスストア」。18種類にカテゴライズしたボトルパッケージにTシャツを封入し、ドリンクコーナーを模した棚に陳列される。コンビニでドリンクを求めるようにTシャツが選べちゃうのだ。

このボトルデザインは、売れっ子デザイナーの佐藤可士和が担当。また、店舗入り口にLEDを採用し、赤・白・銀を基調にした内装など「レトロな未来的感覚」の店舗・インテリアデザインは入川秀人と窪田茂によるもの。なかなか強力なメンバーが集結しているのだ。

商品の買いやすさにも重点を置いていて、展示されているTシャツには陳列場所が示されているPOPを付けているほか、色や形、テーマ、キーワードなどから商品検索をできる端末を設置。検索した情報は印刷することもできるのだ。店員がいちいち寄ってくるのは面倒だけど、商品について尋ねられないというのも困りもの。この2つの問題が、POPや端末によって解消されるのだ。

また、「ユニクロオンラインストア」でも、4月28日からUTブランドを取り扱う専門サイト「UT WEB」を開設する。「UT STORE HARAJUKU.」の限定商品が購入できるほか、デザイン情報やスタイリング提案、利用者からの投稿情報などを掲載する予定なのだ。ウェブディレクターは、中村勇吾が担当している。

「UT STORE HARAJUKU.」は4階建てで1〜3階が売り場、4階がギャラリーとなっており、そのギャラリーで写真家テリー・リチャードソンの写真展をオープン記念行事として4月28日〜7月末に開催する。ユニクロのTシャツを着た俳優のマイケル・ピットらの姿が展示されるとのこと。オープン記念限定商品も販売するようなので、興味のある人はぜひ。

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