コカ・コーラがチルドコーヒーに参入、世界的なパティシエとコラボ。

2007/04/05 12:53 Written by コ○助

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缶コーヒーよりもクリーミーかつ繊細な味が出せるとして、近年、飲料メーカーが力を入れているのがチルドコーヒーの分野。2005年にサントリーが「スターバックス」の名を冠した「ディスカバリーズ」シリーズを発売して大ヒットしたのをきっかけに、消費者からの関心も高まりを見せているなり。まだまだ喫茶店などで味わうコーヒーの味には追いついていないなりが、それでも缶コーヒーよりは格段に美味く、コ○助も身体がコーヒーを欲したときにはついつい手が伸びてしまうなりね。

そんなチルドコーヒーの分野に飲料業界最大手のコカ・コーラは参入が遅れていたなりが、新ブランド「パティシオーレ(PATISSIOLLE)」を立ち上げ、5月29日から本格展開することが発表されたなりよ(発売当初は東京都内のセブン-イレブンでの限定先行発売)。ちなみに、「パティシオーレ」は菓子職人を表す「パティシエ」と、牛乳を表す「オーレ」の2つのフランス語を組み合わせた造語。

「パティシオーレ」のコンセプトは「パティシエ世界チャンピオンによるデザートコーヒー」。東京にある「サロン・ド・テ スリジェ」のシェフパティシエであり、世界的なコンクールで素晴らしい成績を収めている和泉光一氏が監修を担当しているなりよ。和泉氏は高級チョコレートメーカーのバリーカレボー社が世界のトップパティシエ40人を選定した「カレボーアンバサダー」に、アジア人では初めて選ばれた(※2007年)ほど、国内外から注目を集めているパティシエなり。

第一弾として発売されるのは、「パティシオーレ カフェオーレ」と「パティシオーレ ショコラカフェ」の2商品。前者の「カフェオーレ」はナチュラル製法によるシングルビーンを100%だから出せるコーヒー本来のストレートな味わいと、焙煎を深くすることによって生まれたコクと苦味が特徴なり。後者の「ショコラカフェ」は、バリーカレボー社が厳選したカカオを使用し、和泉氏が何度もテイスティングを実施して誕生した、こだわりの一品。濃厚なチョコレートが口の中に広がり、デザートコーヒーとして完成度の高い仕上がりになっているなりね。

すでに大手10社以上が参入しているチルドコーヒー市場なりが、コカ・コーラの本格参入により、さらに盛り上がること間違いなし。ライバルメーカーの動きと共に、今後も注目しておきたい分野なり。

◎和泉光一(いずみこういち)氏とは
1970年愛媛生まれ。「サロン・ド・テ スリジェ」シェフ パティシエ。日本洋菓子協会連合会公認技術指導員。内海会理事。2007年、バリーカレボー社の「カレボーアンバサダー」(世界で40人)にアジア人では初めて選ばれた。
国内の数々の大会で優勝を重ね、2005年には世界大会に参戦。輝かしい成績を残し、現在に至る。世界を代表する日本人パティシエで、今後更なる活躍が期待されている。
主な受賞歴はワールドチョコレートマスターズ2005(フランス開催)で3位、ワールド・ペストリーチーム・チャンピオンシップ(米国開催)で準優勝、同チョコレートピエス部門で優勝など多数。

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