休日出勤を嫌がった女性、会社に偽脅迫電話をして後日逮捕。

2007/04/02 15:14 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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以前どこかのニュースで読んだのですが、自分が乗るはずの飛行機の出発時間に遅れそうになり、航空会社だか空港だかに偽の脅迫電話をかけて、その便の旅客機に爆弾を仕掛けた……といって逮捕された人がいたとか、いなかったとか。 あ、あと飛行中に乗客だった男性が、冗談で「コレ爆弾です!」とフライト・アテンダントにゴミ袋を渡して、これも大騒ぎになって緊急着陸。当の男性は航空会社から巨額の損害賠償を訴えられたとかいうニュースもありましたねぇ……。

確かどちらも9・11以前の出来事だったと記憶していますが、同様のこと今やったら、即効でテロ容疑で逮捕ですな。

しかし爆発物の犯罪というのは、もちろん陸上でも重罪。米国では、脅迫だけでも5年の禁固令が最大で出てしまうのだとか。その事実を知らずに、単に会社に行きたくないからと自分の職場に脅迫電話をかけてしまった、おマヌケな女性が先日逮捕されたそうです。

ネブラスカ州のカーニーという町で、クレジットカードのサービスデスクで働くこの26歳の女性は週末の通勤がいやで、先日の3月24日、出社直前に外出先の公衆電話から会社に電話。爆弾を仕掛けたと伝えると電話を切ったのです。大騒ぎになれば仕事どころじゃないし、きっと自分がサボったのもバレないと思っていたんでしょうかねぇ? とりあえず、その後の捜査でこの脅迫はこの女性の仕業だと判り、逮捕されてしまったのです。

しかし26歳といえば大学を出ていたとしても数年の社会生活は送っていたはず。社会人だったら自分の行いがどんな結果を招くか、理解していそうなモノだけど。刑務所生活を送るより、会社をズル休みしてクビになるほうがまだましでしたな。とほほ。


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