米フォックスがファンタジー野球ランキング発表、日本人選手の順位は?

2007/03/23 12:21 Written by コジマ

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いよいよ4月1日に開幕する米大リーグ。田口壮外野手のいるセントルイス・カージナルスが開幕日に試合が予定されており、2日には松井秀喜外野手のニューヨーク・ヤンキースと岩村明憲内野手のタンパベイ・デビルレイズが直接対決。ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手は、5日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦(第3戦)への登板が見込まれているのだ。うーん、わくわくしちゃう。

そんな開幕に向けて徐々に熱が高まっているメジャーだけど、米国人の野球ファンにとってもう1つの楽しみがファンタジー・ベースボール。これは参加者がオーナー兼監督となって各ポジションを大リーグ所属の選手からを選び、実際の試合で選手があげた成績を元に与えられるポイントを競い合うというゲーム。野球だけでなく、NFL(アメリカンフットボール)やNBA(バスケットボール)、NHL(アイスホッケー)の四大スポーツもちろんのこと、ゴルフや自動車レースでも行われているのだ。

こうしたファンタジー・ゲームは、各スポーツの公式サイトをはじめ、スポーツ放送局のESPNやYahoo!などのサイトで実施しているのだけど、その1つであるフォックス・スポーツが、ファンタジー・ベースボール用のベスト300選手を発表。日本人選手もたくさん選ばれているのだ。

まず、日本人選手で1位だったのが、シアトル・マリナーズのイチロー外野手。総合32位、外野手部門14位で、チームでは1位となっているのだ。

日本人選手2位は、総合58位、外野手部門19位の松井秀喜外野手。チームでは6位で、同ポジションのチームメイトであるボビー・アブレイユ外野手(総合25位、外野手部門10位)やジョン・デイモン外野手(同33位、15位)、ジェイソン・ジアンビ外野手(同54位、12位)に敗れてしまったのだ。

続いて、シカゴ・ホワイトソックスの井口資仁内野手が、日本人選手で3位となった。総合89位なものの、2塁手部門で5位。ポジション別では日本人選手で一番高い評価をされたのだ。

このほか、日本人投手で最も上位だったのが、意外(?)にもロサンゼルス・ドジャースの斎藤隆投手。総合104位で、リリーフ投手部門で9位だった。また、松坂投手は総合118位で、先発投手部門で23位。マリナーズの城島健司捕手は総合161位で、捕手部門では9位だったのだ。

これ以外の日本人選手はベスト300に入らなかったものの、このランキングはオールマイティーな能力が求められており、他の選手と比べて長打力のない日本人打者はちょっと不利なものなのかも。

1位だったのは、田口外野手の同僚であるアルバート・プホルス内野手。昨季1.102でOPSナ・リーグ1位だったことが評価されているみたいなのだ。2位は昨季ナ・リーグ本塁打王のライアン・ハワード内野手(フィラデルフィア・フィリーズ)、3位は50本塁打50盗塁達成の最右翼といわれているアルフォンソ・ソリアーノ外野手(シカゴ・カブス)が選ばれている。また、松井秀喜外野手と同僚のアレックス・ロドリゲス内野手は総合4位、デレク・ジーター内野手は総合11位(遊撃手部門2位)だったのだ。

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