スティーブン・キングのシリーズ小説、コミック化が決定。

2007/03/14 12:53 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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スティーブン・キングで思い出すのが、以前読んだひとコマ漫画。彼が自分の子供たちの寝室で、就寝前のお話を聞かせるという場面なんですが、子供たちの表情が恐怖にゆがんでるってオチが……。うーん確かに、「シャイニング」とか、「ミザリー」とか、「ペット・セメタリー」とか書いた、有名ホラー作者が自分のお父さんだったら、絶対に寝る前に、

「パパー、お話聞かせてぇ」

とか、軽くお願いも出来ませんな(笑)。

キング父さん:「よしよし、むか〜し、むかしぃ〜……」
子供:「………ぎゃぁぁぁぁぁぁあああっ(絶叫)!!!」

まぁ、それはさておき。スティーブン・キングといえば、多くの作品が映画化されていることでも有名。上記3作品の他にも「キャリー」(1976年)、「ドリーム・キャッチャー」(2003年)、そしてホラーではないけれど「スタンド・バイ・ミー」(1986年)、「ショーシャンクの空に」(1994年)、そして「グリーンマイル」(1999年)などがありますね。

そのキング作品なんですが、1982年から2004年までシリーズとして刊行されていた「ダーク・タワー」シリーズが、このたびコミック化されることが決定したとか。この作品はキング自らがライフワークと称する長編で、ファンタジーの世界を舞台にしたアドベンチャー小説。第1巻の「ガンスリンガー」から、第7巻の「暗黒の塔」までがあります。

「ダーク・タワー」をコミック化するのは「スパイダーマン」、「デアデビル」などを出版する、マーベル社。初の試みにキング氏いわく

「新しいコミックという媒体で物語を作り出してもらえるのはとても興奮すること。サイエンスの実験セットを貰ったみたいで童心に返った気分だ」

と喜んでいるとか。でも、コミック化されたとはいえ、寝る前に読むのはやっぱり危険かも(笑)。

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