好きなペットボトル入り茶系飲料ランキング、1番人気は「爽健美茶」。

2007/03/10 23:37 Written by コジマ

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盛衰の激しい清涼飲料水の中で、1990年代後半から生産量トップを守り続けている茶系飲料。特に緑茶飲料の人気はすさまじく、01年にはウーロン茶を抜いて茶系飲料の中でトップとなり、毎年50種類前後の新製品が発売されているのだ。食べ物との組み合わせを考えると無難だし、糖分が入っていないのでゴクゴク飲めることも◎。また、抗癌作用があることから世界的にブームとなっているみたい。

こうした茶系飲料(紅茶は含まず)の人気ランキングをgooが行ったところ、1番人気は日本コカ・コーラのまぜ茶飲料、「爽健美茶」だったのだ。先日リニューアルしたばかりの「爽健美茶」、広告には上原多香子と相沢紗世、長谷川潤を起用し、期間限定ながら「オリエンタルスタイル」も新たに発売している。健康によいことと、「美しくなる」ことで人気なのだ。

1位はまぜ茶飲料だったものの、2〜4位は緑茶飲料の有名ブランドが独占。最上位は高級感で勝負している「伊右衛門」(サントリー)で、ペットボトル緑茶飲料ブームの火付け役である「生茶」(キリンビバレッジ)が3位、最初のペットボトル緑茶飲料にして売り上げナンバー1の「お〜いお茶」(伊藤園)は4位だったのだ。緑茶飲料はこのほか、「お〜いお茶 濃い味」(伊藤園)が7位、「一(はじめ)」(日本コカ・コーラ)が8位、「若武者」(アサヒ飲料)が11位。緑茶人気の高さとバラエティーの豊富さが分かるのだ。

脂肪が付きにくい効果で話題になった「ヘルシア緑茶」(花王)は13位で、10位になった後発の「黒烏龍茶」(サントリー)に敗れてしまった。テレビCMの量がすごいもんなあ。

いまでは当然のように買ってるペットボトル入りのお茶だけど、
「お〜いお茶」が発売されたときは、茶葉を常備している家庭が多かったせいもあってか、ぼくの周りで「お茶にお金を払うなんて冗談じゃない」という声が多かった。それだけに、20年足らずでペットボトル入り緑茶の売り上げが急増し茶葉が下降の一途をたどるなんて想像もつかなかったのだ。手軽さもさることながら、味も格段に上昇。お茶好きにとってありがたい限りなのだ。

ちなみに、9月中旬に静岡市で開催される「世界お茶まつり2007」では「世界緑茶コンテスト」が行われる。試飲する審査会も開かれる予定なので、選りすぐりの“本物”のお茶が楽しめるのだ。


☆好きなペットボトルの緑茶・中国茶飲料ランキング トップ10(goo調べ)

1. 爽健美茶 (日本コカ・コーラ)
2. 伊右衛門 (サントリー)
3. 生茶 (キリンビバレッジ)
4. お〜いお茶 緑茶 (伊藤園)
5. サントリー烏龍茶 (サントリー)
6. 十六茶 (アサヒ飲料)
7. お〜いお茶 濃い味 (伊藤園)
8. 一(はじめ) (日本コカコーラ)
9. ジャスミン茶 (サントリー)
10. 黒烏龍茶 (サントリー)

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