レッドソックス・松坂大輔投手、米専門誌「有望選手」の1位に。

2007/03/09 19:36 Written by コジマ

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“ジャイロボール”が日米の関係者だけでなく、本人をも混乱させているボストン・レッドソックスの松坂大輔投手。「チェンジアップだ」「いや、高速スライダーだ」なんて意見があるものの、本人は「カットボールが抜けてシュート回転になった球」(サンケイスポーツより)なんて説明しているのだ。

3月6日のマーリンズ戦での初登板では、1本クリーンヒットを打たれたものの3回無失点。日米でまずまずの評価をされている松坂投手だけど、米野球専門誌ベースボール・アメリカの「2007年有望若手選手100人(2007 Top 100 Prospects)」の1位に選ばれたのだ。

ベースボール・アメリカ誌と言えば、毎年「Prospect Handbook」という次世代のスター選手候補にスポットを当てたガイドブックを発行しており、有望新人選手の観察眼は一級品。「有望若手選手100人」では、03年にニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手が8位に選ばれているのだ。

松坂投手を今年の1位に選んだベースボール・アメリカ誌の評価によると、「最高の球種を6つも持っている」「彼はこれまでで最高の日本からの“輸入品”だろう。もちろん、イチローも含めてでだ」と絶賛しているのだ。

2位はカンザスシティ・ロイヤルズのアレックス・ゴードン内野手。ライバルのデルモン・ヤング外野手(タンパベイ・デビルレイズ)やフィリップ・ヒューズ投手(ヤンキース)が3位と4位に選出されていながら、岩村明憲内野手と井川慶投手、岡島秀樹投手はランクインしなかった。井川投手はかなり勝ち星を挙げるとする記事もあるんだけどなあ。

このほか、米国の数少ない全国紙であるUSAトゥデイ紙や専門紙スポーツ・ウィークリーなどのランキングでも軒並み1位に選ばれているのだとか。

6日の試合では、敵地での練習試合だというのに立ち見席まで完売するという大フィーバーとなり、300枚用意したという松坂投手のTシャツも売り切れるという人気ぶり。松坂投手は期待に応える活躍をしてほしいのだ。練習試合でパッとしなかった井川投手にも頑張ってもらいたいなあ。

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