10万人に4〜5人の確率で発症する特定疾患認定の難病「脊髄小脳変性症」に冒された、木藤亜也さん（1998年に他界。享年25）の実話がベースのドラマ「1リットルの涙」。2005年の「秋ドラマ」としてフジテレビ系で放送され、平均視聴率は15.3％ながら、最終回は20.5％を記録するなど、尻上がりに視聴率を上げ、高い評価を得たなりよね。悲しいストーリーの中でも、ひたすら前向きに生きようとした主人公の姿は、涙なくしては見ることができなかったなりよ。

いまでこそ「若手女優No.1」の呼び声高い沢尻エリカにとっても、「1リットルの涙」はターニングポイントになったと言っても過言ではない作品。この作品での熱演が評判を呼び、以降の活躍に大いに繋がることになったなり。まだ放送終了から1年半程度しか経っていないなりが、沢尻エリカを取り巻く環境は、「1リットルの涙」を境に激変したなりよね。

そんな沢尻エリカの出世作にして感動作の「1リットルの涙」が、4月5日に「その後」を描いたスペシャル版が放送されることになったなり。連続ドラマ版では最後に主人公が他界してしまっているため、どのような続編が……と不安を覚える人も多いと思うなりが、ストーリーは主人公の妹を演じた成海璃子と、主人公のクラスメートだった錦戸亮が軸になるよう。沢尻エリカも「生前のシーン」として登場、新たな撮影を予定しているというなり。

今回のスペシャル版は、放送終了後も公式ホームページのアクセス数が多く、反響が止まないことから、制作を決定。1年以上経過した今も、フジテレビ内の週間アクセスランキングで29位（最新データの2月26日〜3月4日分）に入るほど（サンケイスポーツより）、熱い支持を得ているというなり。毎年たくさんの連続ドラマが制作されるなりが、ここまで反響が持続するケースは珍しいなりよ。

スペシャル版がどのようなストーリーとなるのか、放送が楽しみなりね。