Microsoft創設者のポール・アレン氏が「スーパーコンパクトPC」発表。

2007/03/09 08:59 Written by コ○助

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ビル・ゲイツ氏の高校時代の友人にして、共にマイクロソフトを創業した「共同創設者」として知られるポール・アレン氏。1983年に同社を退社後、2000年には取締役も退任し、マイクロソフトからは少し距離を置いた活動をしているなりね。現在は在職中に得た資産の運用や投資に集中し、大資産家として名を馳せることに。会社や財団の運営のほかにNFLのシアトル・シーホークス、NBAのポートランド・トレイルブレイザーズのオーナーにもなっているほどの資産家なりよ。

そんなポール・アレン氏が設立した会社のFlipStart Labsが、同社初の製品として「スーパーコンパクトPC」なるミニパソコンを発売することになったなり。どのような製品なのか、特徴やスペックを簡単にまとめておくなりね。

◎「スーパーコンパクトPC」(FlipStart Labs)
・CPUは1.1GHzの省電力版Intel Pentium Mを搭載。
・30GバイトのHDDを搭載。
・512MバイトのRAMを搭載。
・5.6インチ(1024×600のワイドSVGA)の液晶ディスプレイを搭載。
・1.8インチのサブディスプレイを搭載。
・QWERTY配列のキーボードを搭載。
・Wi-Fiに対応。
・Bluetoothに対応。
・OSはWindows XP Professional、もしくはWindows Vista Business。
・重量は約790グラム。
・バッテリ駆動時間は標準で3〜6時間。
・価格は1999ドル。

スペックを見ても分かるとおり、機能的には完全にノートパソコン。違うのは携帯電話やPDAよりも大きく、ノートパソコンよりも小さいそのサイズにあるなりよ。でも、この「Windows XP環境を常に持ち歩ける」というコンセプトなら、すでに「OQO」が実現しているはず……。両製品を比べてみると、機能的には決定的な差はなく、かつ本体がコンパクト&軽量な「OQO」にやや分がある印象なりね。

ただ、携帯電話やPDAと、ノートパソコンの中間で使える便利なモバイル機器となると、選択肢がそうはないだけに、「スーパーコンパクトPC」にも頑張って欲しいところ。日本で発売される可能性は低そうなりが、今後の業界の動向を占う意味でも、売れ行きや評判には注目しておきたいなりね。

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