マリナーズのイチロー外野手、歴代最高のゴールドグラブ賞候補に。

2007/02/21 20:06 Written by コジマ

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ついにキャンプが始まった米大リーグ。ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手やニューヨーク・ヤンキースの井川慶投手が話題の投手・捕手に続いて、野手組も20日にスタートした。フリーエージェント(FA)の動向が気になるシアトル・マリナーズのイチロー外野手は、2年ぶりに初日から参加したのだ。

今季は、中堅手へのコンバートが話題になっているイチロー外野手、世界最高レベルの守備は、センターでも発揮してくれそう。6年連続で達成した200本安打がクローズアップされがちだけど、守備の優れた選手を表彰するゴールドグラブ賞の受賞も6年連続で受賞。日本でのゴールデングラブ賞と合わせると13年連続で受賞していることになるのだ。

そんな日本を代表する守備の達人が、大リーグの歴代ゴールドグラブ賞受賞者から選ぶベストナインの候補になったのだ。

ゴールドグラブ賞は、1957年に始まった毎年守備の優れた各ポジションの選手9人を選出する賞。創設50年を記念して主催者の米ローリングス社が、これまでに同賞を受賞した250人の中から、外野手18人、内野手24人(各ポジション6人ずつ)、捕手5人、投手3人の計50人を選出した「Top 50 All-Time Rawlings Gold Glovers」を発表。イチロー外野手がこれに選ばれたのだ。この中からさらに、6月19日まで行われるファン投票によって各ポジション1人ずつの歴代ベストナインが選出される。

「Top 50 All-Time Rawlings Gold Glovers」には、ジム・カート投手、グレッグ・マダックス投手(サンディエゴ・パドレス)、ブルックス・ロビンソン三塁手の最多16回受賞者はもちろんのこと、オジー・スミス遊撃手やロベルト・アロマー二塁手、ジョニー・ベンチ捕手といった伝説的な選手から、イバン・ロドリゲス捕手(デトロイト・タイガース)、デレク・ジーター遊撃手(ヤンキース)などの現役選手までが選ばれている。

イチロー外野手のライバルは、アンドリュー・ジョーンズ外野手(アトランタ・ブレーブス)やトリイ・ハンター外野手(ミネソタ・ツインズ)、ジム・エドモンズ外野手(セントルイス・カージナルス)と強力なのだ。ケン・グリフィー・ジュニア外野手(シンシナティ・レッズ)の名前があったのにはちょっと驚いたけど。

ゴールドグラブ賞の公式サイト投票できるので、興味のある人はぜひ。歴代受賞者も確認できるのだ。

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