ピン芸人の頂点を決める「R-1ぐらんぷり」、決勝進出8組が決定。

2007/02/12 20:49 Written by コ○助

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年末恒例となったお笑い界のビッグイベント「M-1グランプリ」に比べると、まだまだ大会の位置づけも世間的な認知度も決して高くはないなりが、昨年の覇者である博多華丸の大ブレイクによって注目を集めつつある「R-1ぐらんぷり」。「M-1グランプリ」は漫才の頂点、「R-1ぐらんぷり」はピン芸人の頂点と、それぞれ大会の趣旨が異なるなりが、コンビの片割れがピンで出場するケースも多く、普段は見られない「顔」が見られる大会としてお笑い好きの間では徐々に人気を高めているなりよね。

話を進める前に、まずは「R-1ぐらんぷり」の過去の優勝者を振り返っておくなり。

第1回(2002年) だいたひかる
第2回(2003年) 浅越ゴエ(ザ・プラン9)
第3回(2005年) ほっしゃん。
第4回(2006年) 博多華丸(博多華丸・大吉)

まだ過去に4回しか開催されていないため優勝者も4人と少ないものの、いずれ劣らぬ実力派揃い。前述の博多華丸も印象的なりが、この大会の優勝を境にほっしゃん。の人生が激変したのも実に印象的なりよ。ほっしゃん。はもともと宮川大輔とのコンビ「チュパチャップス」で活動し、ナインティナインや雨上がり決死隊と共に「吉本印天然素材」のメンバーとして活躍するなど、売れっ子だった時期があったなりね。でも、「吉本印天然素材」の解散後は人気が極度に低迷。コンビも解散してピンで頑張っていたなりが、お笑いの仕事では食べていけずにアルバイトで食いつなぐ生活をしていたなりよ。そして、引退危機からの起死回生を図った「R-1ぐらんぷり」で優勝。これをきっかけに全国ネットのテレビにも出演するようになり、いまや人気芸人の一人になったのは皆さんもご存知のとおりなり。

さて、そんなほっしゃん。や博多華丸のようなお笑い人生に劇的な変化を与える……かもしれない「R-1ぐらんぷり」。正月明け早々から予選が行われてきたなりが、過去最多となる2,183人の中から今年の決勝進出者8人が決定したなりよ。

ウメ(ソニーミュージックアーティスツ)
大輪教授(ケイダッシュステージ)
徳井義実(吉本興業 大阪)※「チュートリアル」
土肥ポン太(吉本興業 大阪)
友近(吉本興業 東京)
なだぎ武(吉本興業 大阪)※「ザ・プラン9」
バカリズム(升野英知)(マセキ芸能社)
やまもとまさみ(マセキ芸能社)

昨年の「M-1グランプリ」での優勝後、爆発的にファンを増やしているチュートリアルの徳井義実をはじめ、「ビバリーヒルズ」コントでコンビを組み、私生活でも交際が発覚した友近&なだぎ武がそれぞれ進出、イラストネタが一部に熱狂的なファンを生んでいるバカリズムなどなど、非常に濃いメンバーとなっているなりね。

今年の「R-1ぐらんぷり」を制するのはどの芸人か。決勝戦の模様は2月18日にフジテレビ(関西テレビ)系で16時05分から放送されるので、お楽しみに。

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