パソコンにUSBで簡単接続、「もうひとつのワンセグ」が大人気。

2007/01/17 17:04 Written by コ○助

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携帯電話の各キャリアから対応端末が続々と発売され、いまやすっかり定着してきた携帯機器向け地上デジタル放送のワンセグ。コ○助もワンセグ対応端末の「W41H」(日立製作所製)を愛用しているなりが、電車やバスの移動中や、待ち合わせの暇つぶしなどのシーンで、結構便利に利用しているなりよ。携帯電話ゆえ、画面が小さく、どこでも音が出せるわけではないため、「本当に見たい番組をガッツリ見る」という視聴スタイルには向いていないなりが、いわゆる「ながら視聴」の用途には十分威力を発揮してくれているなりね。

そんなワンセグは携帯電話向けのサービスばかりに目が行ってしまいがちなりが、ワンセグ自体はなにも携帯電話に限定したサービスではないので、受信できるほかの機器もいろいろと出ているなりよ。その中で、今、最も人気を集めているのがパソコン用のワンセグチューナー。Narinari.comでも何度かパソコン用のワンセグチューナーの話題をお伝えしたことがあるなりが、最近はだいぶ製品のバリエーションも増え、価格も安くなってきているため、かなりのスピードで普及が進んでいるなりね。

BCNランキングによると、昨年9月にロジテックが業界初のUSBチューナー「LDT-1S100U」を発売したのを皮切りに、バッファローが「ちょいテレ(DH-ONE/U2)」、サンワサプライが「VGA-TV1S」などを発売。最新のBCNランキングには12製品がランクインしており、「USBワンセグチューナー」という、新しい製品カテゴリが盛り上がりを見せているなりよ。市場自体も勢いよく拡大しているというなり。

シェア動向を見ておくと、48.8%とダントツの支持を受けているのがバッファローの「ちょいテレ(DH-ONE/U2)」。手のひらに収まるコンパクトサイズと、実売1万円前後という低価格、録画もできる高機能が受け、他の追随を許さない圧倒的なシェアを誇っているなりね。後発の製品は同機能、同価格帯のものも増えているなりが、早い段階で発売された「先行の利」と、「ちょいテレ」という軽妙なネーミング、バッファローの企業ブランドが受けていると考えられるなりよ。

ちなみに、小さい画面で視聴することを想定しているワンセグなので、比較的画面の大きいパソコンで視聴する場合には、画質のほうはあまり期待しないほうが良さそう。ただ、「ながら視聴」程度の利用であれば、パソコンでの視聴でも問題なく楽しむことができるなりよ。ノートパソコンでも、デスクトップパソコンでも、「パソコンでテレビを見たいけど、アンテナをわざわざ引くのが面倒くさい」と思っている人に最適なUSBワンセグチューナー。これからますます需要が大きくなりそうなりね。

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