世界を騒がせたセレブコンビ、そろって2007年ワーストドレッサーに。

2007/01/10 23:17 Written by コジマ

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昨年の米ヤフー検索語ランキングで1位に返り咲いたブリトニー・スピアーズ。妊婦ヌード、第2子の出産、“世界一のヒモ”といわれたケヴィン・フェダーラインとの離婚、ノーパン騒動と2006年もたっぷりと話題を振りまいてくれたのだけど、そのなかでも衆目を集めたのが、パリス・ヒルトンとの“コラボレーション”。破天荒な行動で知られるパリスとの夜遊びは、歌手復帰を目指しているブリトニーにとって障害にならないかと心配する声も多く聞こえてきたのだ。

そんな「2006年最大のセレブ界コラボ」を演じた2人が、今年のワーストドレッサーに見事そろって選ばれてしまったのだ。ブリトニーは昨年に続く1位で、パリスは6位からの“ジャンプアップ”となった。

このワーストドレッサーは毎年、自称「ハリウッドのファッション教祖」のファッションコメンテーター、ミスター・ブラックウェルが選考するもので、今年で47回目を迎えた。ベストドレッサーも同時に発表されるのだけど、毎年話題になるのが、ワーストドレッサーに対するミスター・ブラックウェルの酷評。昨年1位のブリトニーに対しては、「峠を越えたロリータ」「ポップ界のプリンセスからファッション界の究極の失敗作になりつつある」という辛辣なコメントを残しているのだ。

さて、今年も1位になったブリトニーとパリスにはどのような評を下しているのか。米CNNによると「露出しすぎた2本のサヤエンドウ」だそうで、ロイターには「スタイルがなくファッション性に欠ける」というコメントが掲載されている。うーん、昨年に比べてやや大人しくなっているのは気のせいかな。もしかしたら、けなしすぎて言葉が尽きたのかも。

この2人のほか、2位にチャールズ英皇太子の夫人、カミラ・パーカー-ボウルズ、3位に女優のリンジー・ローハン、4位には歌手のクリスティーナ・アギレラが選ばれている。英国のロイヤルファミリーを2位に選んだことにも驚きだけど、そのカミラ夫人を「羽根飾りの付いた帽子よって、化石となったジュラ紀のインコのように見える。王室の災難だ」と評しているからもっと驚いたのだ。3位のリンジー・ローハンに対しては「可愛いらしさと嘆かわしさの間をのたうち回っている」とし、4位のクリスティーナ・アギレラに対しては「素晴らしい歌手」としながらも、「高級な服も安い服も、すべてを脱水機にかけて損なってしまう」としている。

5位にはマライア・キャリー(歌手)、6位にポーラ・アブドゥル(歌手)、7位にシャロン・ストーン(女優)、8位にトリ・スペリング(女優)、9位にサンドラ・オー(女優)、10位にメリル・ストリープ(女優)が選ばれているのだけど、昨年のランキングで登場したのはマライアのみ。ここ数年、ミスター・ブラックウェルの餌食となっていたメアリー・ケイト・オルセンはようやく難を逃れたようなのだ。

ベストドレッサーは、1位ケイト・ウィンスレット(女優)、2位アンジェリーナ・ジョリー(女優)、3位ヘレン・ミレン(女優)、4位バーブラ・ストライサンド(女優)、5位ビヨンセ(歌手)、6位ナンシー・ペロシ(政治家)、7位シャーロット・モナコ公国王女、8位ハイジ・クラム(モデル)、9位ケイティー・ホームズ(女優)、10位マーシア・クロス(女優)となっている。

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