ソフトバンク、月額980円の料金コース「ホワイトプラン」を新設。

2007/01/06 06:00 Written by コ○助

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「注釈が多すぎて、本当に安いのかどうか分かりにくい」と、10月に導入した「予想外割」が猛批判を浴びたソフトバンク。その結果、シェア拡大に期待を寄せていた番号ポータビリティのスタート時につまづき、思ったほどの成果を挙げることができなかったなりよね。幸いにも法人契約が伸びたおかげで数字の上では大きなユーザー数の減少傾向は見られないなりが、この騒動でソフトバンクに見切りを付け、ほかのキャリアへと移行した個人ユーザーは少なくないなりよ。

でも、ソフトバンクはこの状況を改善するべく、次なる一手を打ってきたなり。それが月額980円という、破格の「値打ち感」をユーザーに与えてくれる料金コース「ホワイトプラン」。ソフトバンクを含めて、これまで月額の基本料金が1,000円を切る料金コースはほとんど存在していなかっただけに、かなり思い切った価格戦略に乗り出したと言えるなりね。

月額980円でいったい何ができるのか。気になる人も多いと思うので、簡単に「ホワイトプラン」の概要をまとめておくなり。

◎「ホワイトプラン」概要(ソフトバンク)
・月額基本料は980円で、無料通話分はゼロ。
・午前1時〜午後9時までの20時間はソフトバンク同士の通話が無料。
・それ以外の通話料は30秒21円。
・2G、3Gともに加入が可能。
・メール料金はソフトバンク宛メール(3G)、同スカイメールが無料(2G)。
・3Gでソフトバンク以外にメールを送る場合は1通3.15〜210円。
・他キャリア向けのメールやウェブを利用する場合には「S!ベーシックパック(月額315円)」への加入が必要。
・「新スーパーボーナス」などの付帯条件は一切なし。
・利用できるオプションサービスは従来と同じ。
・割賦販売の「スーパーボーナス」、定額パケットの「パケットし放題」なども申し込み可能。
・契約年数に応じた長期割引の類は適用されない。
・既存ユーザーは1月11日から、新規ユーザーは1月16日から受付開始。

携帯電話のみならず、これまで安さの裏には何かカラクリがあることが多かったソフトバンクだけに、月額980円という安さを素直に呑み込めないユーザーもチラホラ。でも、孫正義社長の説明やソフトバンクのプレスリリースを読む限りでは、特に怪しいところはなさそうなりよ。基本的に電話は受信専用、もしくはソフトバンク同士の通話しかしない、他キャリアにメールを送る必要性がないといった、やや消極的な携帯ユーザーにとっては、非常に魅力的に映る料金コースなりね。

「ホワイトプラン」の恩恵を受ける個人ユーザーは多そうなりが、法人ユーザーも導入するメリットは大きそう。ソフトバンクの人も、そうでない人も、一度検討してみてはいかがなりか?

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