新年を祝うイタズラ騒ぎ、怪我して警察には大目玉。

2007/01/05 09:28 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ウォール家の近所にすむ知人の家は、何故か以前からティーン・エイジャーによるイタズラの標的にされているらしく、窓にジャガイモをぶつけられたり、玄関先に置いておいたハロウィン用のカボチャを割られたり、ピンポン・ダッシュをされたりと、なにかと迷惑を被っているらしいです。もちろんこういったイタズラが増えるのは学校が休みの時期。夜遅くまで起きているせいか、いろいろと悪事をしたくなるんでしょうかねぇ。

この冬休みも例に漏れず。新年が明けた1月1日未明に突然、外で

「パパパパパパンッ!」

と音がしたので急いで飛び出すと、なんと数人のティーンが知人の家の前に立っている郵便ボックスの中に爆竹突っ込んで遊んでいたとか……。えぇい、クソガキめがっ(怒)!!

しかし年が明けた瞬間って、お祭り気分も手伝っているせいか、どうもハメを外す人が多いんですよね。メイン州にお住まいのゴードン・トンプソン君という二十歳になる青年も、ニュー・イヤーズ・ディの夜に友人と飲んだくれて、素っ裸で外を走り回るという愚行に走ってしまいました。真冬だっつーのに……(汗)。なんでもトンプソン君の知人の間では、毎年それが恒例になっているそうなんです。うーん「新年寒中水泳」みたいなモノ?

しかし、それで話が終わればいいのですが。なんとトンプソン君、路上の氷に足を滑らせ転倒。気を失ってしまい、そのみだらな姿を歩行者に発見され、怪我人として通報されました。幸いその後、救助隊が到着する前に意識を取り戻した彼ですが、未成年での飲酒(アメリカの飲酒年齢はほとんどの州で21歳以上)で、警察に逮捕される結果に。

翌朝には750ドルの保釈金を支払って家路に着くことが出来たものの、来月には軽犯罪の容疑で裁判にもかけられることになり、正直新年は今のところあんまり晴々しいモノにはなっていません。ちなみに警察側は

「毎年恒例のバカ騒ぎとか言っていたけど、来年するのは止めた方がいいぞ? ポリスが先回りして待ってる可能性もあるから」

と釘を刺しているそうです。

個人的にはもちろん来年も懲りずにチャンレンジしてほしい(笑)。それでこそ芯の通った男だぜ、トンプソン君。

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