「ナウと昔はディファレント」、ルー大柴の英語混じりブログが人気。

2006/12/20 22:18 Written by コジマ

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くどい、うるさい、アクが強いキャラクターで賛否が分かれるタレント、ルー大柴。ここ数年は舞台での活動がメインになり、以前ほどテレビで見かける機会が少なくなったのだ。それでも、最近はTBS系ドラマ「鉄板少女アカネ!!」をはじめ、バラエティーなどにもちょこちょこ出演しているみたい。

そんなルー大柴が今年5月に始めたブログ「ルー大柴のキャッチキャッチキャッチ!」が、静かな人気を呼んでいるのだとか。その内容は、アデランスのCMで一世を風靡した(?)カタカナ英語を交えたおなじみの口調そのまんま。第1回や第2回は普通の文章なのだけど、第3回の「まだ若いのう…」から、

〈脳はオールウェイズ使わないと衰える〉

などと使われ出し、最新更新である12月18日の「ディスイヤーは私にとって再チャレンジのファンデーション作りのイヤーだった。」では、

〈ジャヌアリーの14日に52歳になり「戦国時代ならもうダイしているな…」などとシンキングして笑っていた私だが、〉

〈それにナウは昔とディファレント。〉

と、最近のビジネス会話顔負けの英語混じりトーク炸裂になっているのだ。10月15日の「感動!中日落合監督のティアー!」では、落合監督のコメントすら、

〈落合監督セイド「オールドになりティアーもろくなった」〉

と紹介しているし(笑)。

ぼくはルー大柴が嫌いではない(むしろ好き)なのだけど、テレビで連日あのカタカナ英語交じりのトークを聞いていたときは多少うざったく感じていたのだ。ところが、ブログになるとテンションや楽しさだけが強調されて、うざったさをほとんど感じないから面白い。コメント欄に「ブログを読んで元気になれました! 何かふっきれました」「僕は非常にエナジーをもらいましたよ!」なんて書かれているように、こんな風にパワーをくれるブログに初めて出合ったのだ。うーん、ぼくもルーマニア(ルー大柴のファン)になってしまいそう。

先日、坂上二郎が名誉校長を務める「那須お笑い学校」の教頭にも就任したルー大柴、本人が「ニュールー大柴をルックフォーして辿り着いたのがまずブログだった…」(12月18日付より)と語っているように、このブログが再ブレイクのきっかけになるかもしれない。ちなみに、ルー大柴は高校卒業後に数年間欧州などを放浪していた(現在も職業を「タレント」ではなく「旅人」と自称している)ので、実際は英語がペラペラなのだ。

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