サンタクロース信じていたのは6〜8歳までが4割、現役小学生は半数。

2006/12/19 22:32 Written by コジマ

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あと数日に迫った2006年のクリスマス。これまで家族や恋人と過ごしたり、男だけで飲み明かしたり、バイトに明け暮れたりと、さまざまなクリスマス・イブを経験してきたけど、一番嬉しかったのは、4歳のときに「欲しい欲しい!」と念じていた京浜東北線のミニチュアが枕元に置いてあったこと。4歳の子供が新幹線や特急電車じゃなくてなぜ地味な京浜東北線を欲しがったのかは置いといて、誰にも言ってなかった(つもり)のですごく驚いたし、サンタクロースとクリスマスの奇跡は存在すると強く信じたのだ。

さて、そんなサンタクロースの存在を「いつまで信じていたのか」という質問を、キリンビールが20歳以上の男女8069人行ったところ、39.3%が「6〜8歳」(小学校低学年まで)と答えたのだ。この回答が最も多く、次いで「3〜5歳」(幼稚園ぐらいまで)が22.3%で、「2歳以下」の2.4%を合わせると、64%の人が小学校中学年になると信じなくなったということになるのだ。一方で、2.9%の人が「今も信じている」と回答している。

ぼくはあまり明確に覚えてないのだけど、小学5年生時のクリスマスプレゼントに「(任天堂の)ディスクシステム買って」と親に頼んだので、4〜11歳の間に「サンタは父ちゃんだ!」と気づいたことになるのだ。

一方、現役の小学生はどうかというと、広告代理店大手のアサツー・ディ・ケイが小学生とその母親480組を対象に調査したところ、全体で49.9%が「信じている」と回答、低学年では72%にものぼったのだ。性別では女子全体が51.9%、男子全体が47.9%、信じている割合が大きく減るのも、女子が3〜4年生、男子が2〜3年生で、女の子のほうが信じている割合も期間も上回った。

最近は妙に大人びた子供が多いので、この結果を見てちょっとほっとしたのだけど、よく見ると質問は母親が(自分の子供について)回答している。小学生が回答した「クリスマスプレゼントを選ぶ(決める)基準」では、56.7%が「ふだんは買ってもらえない高額なもの」と答えているので、高額プレゼントをもらうために信じているフリをしている子もなかにはいたりして。

とにかく、サンタクロースの存在を疑問視し始める小学2〜4年生の子供を持つお父さん・お母さんは、クリスマスプレゼントを聞き出すことも渡す(置く)ことにも苦労しそう。そういや、小学校低学年の頃に「サンタが来るまで起きてるんだ」と夜更かししたことがあったなあ。最後は怒鳴られて無理矢理寝かされたのだけど。

最近は、個人で警備システムを導入している家庭も少なくないのだけど、昨年のクリスマス・イブに「サンタさんが来たら、『ビー!』って鳴るから分かるね」と子供に言われた知り合いがいたのだ。「サンタさんが逮捕されちゃうから解除するよ」って説得したそうだけど、イマドキだなあと感心してしまったのだ。

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