英国児童が思う世界で最も素晴らしいこと、1位は「セレブになる」。

2006/12/18 13:58 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ウォール真木の娘たちは今、7歳と5歳。彼女たちとの生活は毎日があわただしく、面白おかしく、母親としては楽しいやら疲れるやら……。毎日どんどん大きく育っていく長女と次女は、これからもワタクシやダンナを沢山驚かしてくれることでしょうねぇ。……いろんな意味で(笑)。

それでも、やっぱり無邪気な娘たち。彼女たちの世界観はいたってシンプルです。自分を世話をしてくれる人はいるし、衣食住の心配はないし。いいよなぁ、こいつらの生活(笑)。そりゃ彼女たちにも、それなりの悩みとかあるんでしょうけど、親の目から観察している限り、ストレスの堪らなさそうなゴーイング・マイ・ウェイ精神……。

こんな能天気な2人を見ていると、同じ世代の他の子供たちはどんなことを考えているのか気になったりします。もっといろいろなことを、深く考えたりしているのでしょうか? そういえば先日、イギリスで行われたという10歳以下の子供を対象にしたアンケート結果を見付けました。英国内の1,500人近い子供が回答したこのアンケートでは、「あなたにとって世界中で一番素晴らしいことは?」、「反対に世界で一番悪いことは?」、「世界の王様(女王様)になったとしたら、どんな法律をつくる?」など、シンプルだけど子供たちが自由に答えることの出来る質問をしました。

そして結果によると、まず「セレブになること」が世界で一番素晴らしいことだという答えが1位に。スポーツ選手やミュージシャンってのは、やっぱり子供たちも憧れる対象なんですねぇ。そして2位が「ルックスがいいこと」、3位が「お金持ちになること」と、子供なのに何なんだぁ、その現実味は(汗)。4位になると「健康であること」という、多少健全な意見がやっと登場。5位の「ポップ音楽」に続いて、6位と7位に「家族」そして「友達」が入り、ちょっと嬉しいです。8位以下は「美味しい食べ物」、「映画を見ること」(9位)、「天国/神様」(10位)と、上位10位にはマテリアル主義、家族愛、宗教などいろいろな意見が凝縮されておりました。子供とはいえ、複雑なんです。8位の答えにはウォール家次女が同意しそうだけど(笑)。

さらに「世界で一番悪いこと」には「人殺し」、「ウソをつくこと」、「ドラッグ」、「いじめ」、「飲酒」、「喫煙」など、社会問題を見事に反映した答えが(笑)。そして自分が世界一偉くなったら、まず「ナイフや銃を禁止」するとも。そうね、ケンカはいけないもんね。

そして面白いのが、今回アンケートの対象になった子供たち全体の21%が「将来結婚する気はまったくナシ!」と答えていること。そういえば我が家の長女も結婚はしたくないといっています。その理由は、ずっとお母さんにお世話してもらいたいから、なんだそうですが……。断るっ!

ちなみにイギリスの子供たちにとっての「世界一の有名人」は、エリザベス女王、トニー・ブレア(英国首相)、キリストの他に、マドンナ、オジー・オズボーン夫人のシャロンさんなどが該当するとか。意外なことにデイビッド・ベッカムはトップ10入りしなかったそうです。

最後にウォール真木にとっての「世界で一番素晴らしいこと」は、もちろん「家族」と「毎日がネタ満載であること」でございます(笑)。一度っきりの人生、楽しく生きなきゃ。はっはっは。

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