「Wii」発売目前、任天堂の岩田聡社長「敵は消費者の無関心」。

2006/12/01 15:34 Written by コ○助

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マイクロソフトの「Xbox360」、ソニーの「プレイステーション3」に続き、新型ゲーム機の大トリとして登場する任天堂の「Wii」。国内発売日の12月2日がいよいよ明日に迫ってきたなりが、11月から大々的にCMや駅貼りのポスターが展開されていることもあり、否応なしに物欲がうずいている人も多いと思うなりよ。マシンパワーを前面に押し出し、圧倒的な映像美で迫る「Xbox360」や「プレイステーション3」と、ハードのスペックを抑えながらも、ゲーム本来の楽しさの追求を目指した「Wii」。どのように消費者が審判を下すのか、楽しみでもあるなりよね。

そんな「Wii」について、発売を目前に控えた11月30日、任天堂の岩田聡社長が毎日新聞のインタビューに答えているなりよ。

「北米・中南米で発売後の8日間で約60万台が売れた。国内でも予約に行列ができるほどで、想像以上に期待が高まっている。スタートダッシュができると思う」
「任天堂は高画質・高機能とは一線を画し、ゲーム人口を拡大する戦略を進める」
「ライバルは他のメーカーというより、消費者の無関心だ」
「両手操作は任天堂が生み出したスタンダードだが、これを壊すところから開発をスタートした」

先行して発売された海外での実績と、国内の関心の高まりから、岩田社長もかなり手応えを感じている様子。メディアがライバルとしてくくる「Xbox360」や「プレイステーション3」はあまり気にしていないようで、あくまでもライバルは「消費者の無関心」と語っているなりよ。一部に「ニンテンドーDS」が成功しすぎたことが、逆に据え置き型ハードへの関心を低くしているのでは、との見方があるなりが、岩田社長もそのあたりを気にしているのかもしれないなりね。

さて、すでに予約した人は安心して明日を迎えられるなりが、発売日当日に並んで買おうと考えている人もたくさんいると思うなり。「Wii」の初回出荷台数は40万台弱。「プレイステーション3」の約10万台に比べれば相当な数が販売されるため、行列に加わらなくても手に入るだろう……と甘い考えでいると、空振りに終る可能性が大きそう。「Wii」に対する期待度はかなり高まりを見せているだけに、やはり行列や即日完売は必至の情勢なりね。

ちなみに首都圏の量販店では、ビックカメラが有楽町店本館で午前6時50分からカウントダウンセレモニーのあと午前7時から先着順で販売するなりが、ビックカメラの店舗によっては抽選販売のところもあるので、そのあたりは要確認。ヨドバシカメラも午前7時から(一部店舗は午前8時から)先着順で販売するなりが、こちらも詳細は各店舗にお問い合わせくださいませ。

皆さんは「Wii」、購入するなりか?

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