足フェチの男性、不法侵入で27年の実刑判決に。

2006/11/29 12:06 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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「○○フェチ」といった表現が一般的になり、本来の「こだわりのある性的倒錯」といった重たい定義よりは、単なる「嗜好」といった意味に取られるようになった「フェティシズム」という言葉。なんだかここ数年、ウォール真木の周りにもいろいろなフェティストが登場するようになりました。なにを隠そうワタクシも、制服(軍服、ポリス、消防士などなど……)、メガネ、ネクタイ、ベースボール・キャップ……、と数々のアイテムに「ゾクゾク」してしまう人間なのですが(笑)。なにはともあれ、ちょっとばかり倒錯した嗜好でも、他人に迷惑かけない程度ならいいんじゃないかと……。

しかしデンバー州に住むテリー・ジェファソン氏は、その「こだわり」がかなり深かったらしく、それを求めるがあまり、かなり行き過ぎた行為をしてしまいました。しかもその代償は彼に27年の実刑という重い判決でした。

2002年の8月こと、ジェファソン被告は深夜民家に忍び込んで、そこに住む女性が眠るその傍らでいかがわしい行為におよんでいたそう。女性に実際手をかけたワケではないようですが、家人が物音に目覚め、その光景にパニックに陥ったのは想像に難くありません。しかも彼は怯える彼女に追い討ちをかけるように、

「足の匂い嗅いでいいかい? なめてもいいかい?」

と聞いたのです。そりゃ、かなり怖い。相当、怖い(涙)。

その後2004年にも7月と8月に、同様のフェティッシュな性犯罪が起こり、警察も同一人物による連続犯罪の可能性があるとして捜査を。そしてようやくジェファソン容疑者が捜査上に浮かびます。

そしてDNA分析の結果、彼の犯行であることが実証されました。現場に彼の体液が残されていた可能性は十分ありえますから、DNAも簡単に見付かったことだろうなぁ(遠い目)。

証拠を突きつけられたジェファソン氏は犯行を認め、その直後有罪確定に。フェチ行為も行き過ぎると、こんなにも重い罪になってしまうのですねぇ。何ごとも倒錯しすぎないように気をつけなければいけません……。

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