先日Narinari.comでもお伝えしたように、オアシスの『ストップ・ザ・クロックス』、ビートルズの『LOVE』、U2の『ザ・ベスト・オブU2 18シングルス』、ウエストライフの『ラヴ・アルバム』と、英国で4つ巴のアルバム・リリース・ラッシュが勃発したのだけど、その第1週の結果が出たのだ。

小売りチェーン大手のHMVなどの予想では、「第1週はオアシス、最終的なセールスではU2に軍配が上がりそう」としていたのだけど、フタを開けてみたら驚きの結果が出たのだ。

この4つ巴の戦い第1ラウンドを制したのは、ウエストライフの『ラヴ・アルバム』。大穴とも言えるウエストライフの1位獲得は、音楽関係者なら誰もが予想していなかったのではないだろうか。さすが今世紀最大のスーパー・アイドル・グループなのだ。売り上げ枚数は21万9662枚だそう。

それ以下は、2位オアシス『ストップ・ザ・クロックス』（21万3289枚）、3位ビートルズ『LOVE』（17万3517枚）と続いており、第1ラウンドでは4位となったU2の『ザ・ベスト・オブU2 18シングルス』（10万1083枚）が敗れた形になった。この4作品に押し出されてしまい、先週1、2位だったジョージ・マイケルとジャミロクワイのベスト盤は、一気に5、6位まで後退してしまったのだ。うーん、気の毒。

最終的な売り上げ枚数はどの作品が最も高くなるのか、やはりこの戦いは目が離せないのだ。それにしても、今年7月に発売されたレイザーライトの新作がいまだにチャートインしている。アルバムから「アメリカ」をシングルカットしたとはいえ、根強い人気なのだ。