来年1月スタートの月9は「東京タワー」、主演は速水もこみちに。

2006/11/21 18:03 Written by コ○助

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累計200万部を突破したリリー・フランキーの小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」。スペシャルドラマ版(18日放送)、映画版(来年ゴールデンウィーク公開)と、映像化の話題が続いているなりが、今度は連続ドラマ版が正式に発表されたなりよ。放送されるのは来年1月スタートの月9枠(フジテレビ系)で、主演には速水もこみちが起用されることも決まっているなり。速水もこみちは月9枠のドラマは初主演。

ストーリーは小説を下敷きに、スペシャルドラマ版や映画版の約5倍の尺(1時間×全11回)を活かして、「親子の愛情を丁寧に描くことで、より多くの人に家族の大切さを伝えられるドラマに」(サンケイスポーツより)なる予定。オカン役に倍賞美津子、オトン役に泉谷しげるが起用されることが決定しているなりが、それ以外のキャストに関してはまだ調整中なりね。月9という枠や、フジテレビの「東京タワー」の猛プッシュ具合からすると、それなりに豪華な陣容で臨むことになりそうなり。

ただ、「東京タワー」の連続ドラマ版には、不安要素がいくかあるなりよ。ひとつは先日放送されたスペシャルドラマ版に対する視聴者の反応。元極楽とんぼ・山本圭一の淫行疑惑の余波を受けて放送が延期されるという不運に見舞われたとはいえ、視聴率は及第点レベルの15.4%だったなりよ。キャストの差し替え、一部撮り直しなど、制作側の苦労が報われた……というほどの結果でなかったなりね。

また、主演の速水もこみちに対する「実力不足」を指摘する声も多々。確かに速水もこみちはCMなどで人気を集めているなりが、今年の「夏ドラマ」として放送され、初主演を務めた「レガッタ」(テレビ朝日系)は平均5.4%と圧倒的な「低」視聴率だったのはNarinari.comでもお伝えしたとおり。事実上の打ち切りと言える「放送回数の縮小措置」が取られたため、最終回はかなり慌しい展開となってしまったなりね。いかに脇を実力派で固めようとも、まだまだ速水もこみちを主演で起用するのはリスクが高いという見方が大勢を占めているなりよ。

もし、連続ドラマ版がコケるようなことになれば、来年公開される映画版への影響は必至。それだけに、速水もこみちにのりかかる責任は重く、大きなものになりそうなりよ。果たしてフジテレビの思惑と、視聴者の期待は合致するのか。来年の「冬ドラマ」は目が離せなそうなりね。

☆現在までに判明している2007年「冬ドラマ!」
[記号の説明]◎…確定、○…ほぼ確定、△…噂アリ、×…ガセ
◎月曜21時「東京タワー」(主演:速水もこみち)フジテレビ系
◎火曜22時「ヒミツの花園」(主演:釈由美子)フジテレビ系
◎水曜22時「ハケンの品格」(主演:篠原涼子)日本テレビ系
◎木曜22時「拝啓、父上様」(主演:二宮和也)フジテレビ系
◎木曜22時「きらきら研修医」(主演:小西真奈美)TBS系
◎金曜21時「松本清張 わるいやつら」(主演:米倉涼子)テレビ朝日系
◎金曜22時「花より男子2」(主演:井上真央)TBS系
◎金曜23時「特命係長・只野仁」(主演:高橋克典)テレビ朝日系
◎土曜21時「演歌の女王」(主演:天海祐希)日本テレビ系
◎日曜21時「華麗なる一族」(主演:木村拓哉)TBS系

△火曜21時「今週妻が浮気します」(主演:ユースケサンタマリア)フジテレビ系
△木曜21時「タイトル未定」(主演:仲間由紀恵)テレビ朝日系

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