明日死ぬなら食べたい「最後の晩餐ランキング」、1位はハンバーグ。

2006/11/16 23:27 Written by コジマ

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中学や高校の頃、毎日のように友達の家に数人で押しかけてとりとめのない話をしていたのだけど、そのなかでもよく出た話題が「明日死ぬなら何を食べたいか」。仮定の話なのにみんな真剣に悩んでいる姿はハタから見たら滑稽だっただろうけど、人生の最後に食べたいものと言われると悩んでしまうのだ。

そうした「最後の晩餐」についてオリコンが調査を行ったところ、1位はハンバーグだったのだ。投票者の声を見てみると、「母親が作ってくれたハンバーグが食べたい」(30歳、男性)、「好き嫌いが多かった小さいときから大好物だから」(44歳、女性)といったように、子供の頃の思い出に浸れる食べ物として選ばれたもよう。2位のカレーライスも同じ要因で人気が高かったのだ。

そして3位に、ぼくらのなかで人気ナンバーワンだった寿司が選ばれている。これは1、2位と違って、贅沢の対象として人気があったようす。「全部のネタを制覇して逝きたい」(16歳、男性)の声に、思わず同意なのだ。

しかし、その後も味噌汁、おにぎり、ケーキ/お菓子、肉じゃが/煮物、オムライスの順になっており、最期は贅沢するよりも食べ慣れたものを選ぶ傾向にあるみたいで、こうした食べ物はどこかの店のものというわけではなく、家庭の味、おふくろの味が人気だったようなのだ。

ぼくは寿司というよりもいくら丼が食べたいのだけれど、ベスト10には入っていなかった。初めていくらがたっぷりのせられたものを食べたときは、ホントに「あー、もう死んでもいいかも」と思ってしまったのだ。

レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた元祖「最後の晩餐」では、パンやワインなどとともに、魚料理が饗されていたのだそう。みなさんが人生の最後に食べたいのは、食べ慣れた物? それとも贅沢な一品?

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