Samsungから斬新な形状のWindows XP搭載ケータイが登場。

2006/11/08 11:24 Written by コ○助

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いち早くHDDを搭載したり、カメラが1000万画素を超えたりと、日本以上にハード面の進化を好む韓国の携帯電話。時に「えっ‥‥そんなのアリ‥‥?」と絶句させられることもあるなりが、またしてもSamsungから一風変わった、いや、かなり変わった携帯電話が発表されたなりよ。

Samsungが発表したのは「SPH-P9000 Deluxe MIT」。QWERTYキーボードを搭載したPDA型の端末……と言えば日本でもおなじみのフレーズになってきたなりが、このキーボードがかなり斬新。キーボード部分が折りたためるようになっており、広げるとパソコンのようなキーボードに、折りたたむと少し大きな携帯電話のサイズ程度にまとまるという、大胆なギミックを採用しているなりよ。すべてを広げると液晶画面にパソコンのキーボードが付いた、まるで小さな液晶一体型パソコンのよう。モバイル環境で仕事をする人には魅力的に映る端末なりね。

それでは簡単に「SPH-P9000 Deluxe MIT」のスペックや特徴をまとめておくなり。

◎「SPH-P9000 Deluxe MIT」(Samsung)
・折りたたみ式のQWERTYキーボードを搭載。
・5インチのワイドVGA液晶を搭載。
・130万画素のカメラを搭載。
・CPUはトランスメタの1GHzプロセッサを搭載。
・30GBのHDDを搭載。
・OSにWindows XPを採用。
・Bluetoothを内蔵。
・モバイルWiMAXでのネット接続とCDMA EV-DOの通話が同時に可能。
・重量は560グラム。

面白いのはその形状だけでなく、OSにWindows XPを搭載していること。携帯電話とパソコンの中間にあたるサイズの筐体にWindows XPを載せた端末は日本にはまだなく、その形状も相まってかなり新しい感覚の端末に見えるなりよ。全体的なスペックは、もはやPDAを飛び越えてパソコンなりよね(笑)。

メモリ容量やバッテリ駆動時間がどの程度なのか、詳細なスペックが分からないので実用度がどの程度あるのか判断は難しいなりが、携帯電話の新しいカタチのひとつとして、興味がそそられる端末なのは間違いないなり。韓国内では2007年上半期の予定。日本で発売される可能性が低そうなのは残念なりが、どのような評価を受けるのか楽しみな端末なり。

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