工人舎が重さ960gの7型ワイド液晶ノートを発表、9万円弱から。

2006/11/07 16:50 Written by コ○助

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松下電器産業の「Let'snote」シリーズや、先日発表されたソニーの「VAIO type G」など、小型で軽量、そして堅牢性をも備えたモバイルノートパソコンが注目を集めているなりが、この分野に、あまり聞きなれない工人舎なるメーカーが殴りこみをかけるなりよ。7日に7型ワイド液晶を搭載した960グラムの「KOHJINSHA SA1F00A」を発表、価格破壊とも言える89,800円で即日受注を始めたなりね。

「KOHJINSHA SA1F00A」はOSにWindows XP Home Edition(SP2)を搭載したモバイルノートパソコン。10万円を切る製品とは思えない、さまざまな工夫が凝らされた製品なりよ。まずは簡単に、スペックや特徴をまとめておくなりね。

◎「KOHJINSHA SA1F00A」(工人舎)
・800×480ドットの7型ワイド光沢液晶を搭載。
・CPUはAMDのGeode LX800(500MHz)を搭載。
・2.5インチの40GB HDDを搭載。
・512MBのメモリを搭載(最大1GB)。
・液晶が180度回転するコンバーチブル型を採用。
・液晶の両端にスティックポインタとマウスボタンを搭載。
・外部メモリはSDカード(SDHC/SDIO対応)/MMC/メモリースティック/CFカードを利用可能。
・OSはWindows XP Home Edition(SP2)。
・本体耐荷重は100kgf。
・無線LAN(IEEE802.11g/b)、Bluetooth 2.0に対応。
・バッテリ駆動時間は約5時間。
・重量は約960グラム。
・価格は89,800円。上位機種の80GB HDD&Office Personal 2003搭載モデルは109,800円。
・11月7日から受注開始、12月1日から順次出荷予定。

この価格を実現できた理由のひとつは、CPUに組み込み用途向けの「Geode LX800」を採用していること。動作周波数も500MHzといまどきのパソコンにしては低スペックなりが、その分、低価格化や低消費電力化に貢献しているなりね。また、800×480ドットと、解像度の低い液晶を採用しているのも低価格の理由。ともに、普通のノートパソコンのイメージで購入すると使い勝手の面で不便を感じるかもしれないなりが、予め「軽い作業のみに使う」と割り切ることができれば、魅力的な製品だと言えそうなり。

2004年に設立された、まだ若いメーカーの工人舎。「KOHJINSHA SA1F00A」を武器に、どこまでシェアを掴むことができるか、注目しておきたいところなり。

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