デザインケータイの先駆者、深澤直人氏が語るauの「INFOBAR2」。

2006/11/04 11:24 Written by コ○助

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「デザインのau」のイメージを確立させた「au design project」製品化第1弾として、2003年10月に発売された「INFOBAR」。あれから3年、当時まだ斬新だった「携帯電話にスタイリッシュなデザイン」というコンセプトは、いまやどのキャリアでも当たり前の考え方になったことからも、「INFOBAR」がユーザーや業界に与えたインパクトがいかに大きかったのかが伺えるなりよ。長い携帯電話の歴史の中で、「INFOBAR」の登場がひとつのターニングポイントだったのは間違いないなりね。

そんな「INFOBAR」の後継モデルとなる「INFOBAR2」のコンセプトモデルが、東京・原宿の「KDDIデザイニングスタジオ(Kスタ)」で開催中の「INFOBAR」展(10月31日〜11月16日)で展示されており、ネットや雑誌などでもずいぶん取り上げられているなりが、皆さんはもうチェックしたなりか? 詳細なスペックは公開されていないなりが、初代「INFOBAR」で好評だったストレート形状はそのままに、かなり丸みを帯びたデザインに変更。液晶のサイズも大きくなり、パッと見の印象だけでもしっかりと「進化」を感じることができるデザインが採用されているなりね。

「INFOBAR2」のデザインを担当したのは、初代「INFOBAR」と同じ深澤直人氏。「au design project」の第5弾として発売された「neon」や無印良品のデザイナーとしても活躍する深澤氏が、今回の「INFOBAR2」をどうデザインしたのか。現在発売中の「日経エンタテインメント! 総力編集 番号ポータビリティ超攻略 ケータイ乗り換えBOOK」に掲載されているなりよ。

「INFOBAR2では、四角い機械が、人間の身体に近づいた状態を形にしました」
「四角い形状が、風化して適度に丸みを帯びたような変化が、初代INFOBARからのデザイン上の進化と言えるかもしれません」
「新しい機能やサービスが登場するとユーザーの関心は一気にそこへ集中します。そういうタイミングでデザインケータイを出すと失敗しやすい」

あくまでもまだコンセプトモデル段階の「試作品」であり、製品化の時期は「未定」の「INFOBAR2」なりが、ナンバーポータビリティのタイミングで姿を現したことからも、そう遠くないうちに製品化の発表があるのではないか、とのウワサ。ユーザーの関心が集中する新しい機能やサービスがナンバーポータビリティに合わせて出揃ったのが今、再び新しい機能やサービスが登場するであろう春モデルが発表されるのは例年1月頃なので、深澤氏の言葉に従えば、その間あたりで製品発表……なんて可能性もあるかもしれないなりね。

音楽再生やテレビ視聴も想定したデザインだという「INFOBAR2」。どのようなスペックを搭載して発売されるのか、今から楽しみなり。

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