名刺リーダーを搭載した新版「W-ZERO3[es] Premium version」。

2006/11/02 00:23 Written by コ○助

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多機能なPDAと、音声通話に便利なPHSの「良いところ取り」で大ヒットしたウィルコムのスマートフォン「W-ZERO3[es] 」。前モデル「W-ZERO3」は従来からのPDAに近い形状だったなりが、「W-ZERO3[es] 」は「W-ZERO3」で好評だったスライド式のキーボードをそのままに、音声端末のスタイルを取るという、新しいスマートフォンの在り方を提示したなりよね。コ○助も発売日に購入して以来、ずっと愛用し続けているなりよ。

そんな「W-ZERO3[es] 」に、新たなバージョンが加わることになったなり。11月1日に、ウィルコムから発表されたのは「W-ZERO3[es] Premium version」。基本的なスペックや性能は既存の「W-ZERO3[es] 」と同一なりが、カメラを使って名刺の情報を読み取る「名刺リーダー機能」と、通常の携帯電話と同じようなメニュー構造の「ホームメニュー」を搭載し、ビジネスユーザーや初心者ユーザーにとって、より魅力的な端末に仕上げているなりね。

それでは簡単に、「W-ZERO3[es] Premium version」のスペックや特徴をまとめておくなり。

◎「W-ZERO3[es] Premium version」(シャープ製)
・基本的なスペック、OSは従来の「W-ZERO3[es] 」と同一。
・氏名、会社名、電話番号、住所、メールアドレスを文字列として認識する「名刺リーダー機能」を搭載。
・トップページに12個のアイコンを表示する「ホームメニュー」を採用。
・両機能は従来の「W-ZERO3[es] 」向けにも提供(名刺リーダーが5000円前後、ホームメニューは無料)。
・11月16日から発売。
・価格は「W-SIM付き、新規契約・年間割引あり」で29,800円(ウィルコムストア価格)。
・従来モデルは当面併売、在庫切れの後、「Premium version」に全面移行。

このように、「W-ZERO3[es] Premium version」は従来機種のマイナーバージョンアップ版なりが、追加される機能を従来機種でも利用できるようにソフトウェアを販売してくれるのは、実にユーザーフレンドリー。ウィルコムが既存顧客を大事にする姿勢が伝わってくるなりよね。小さいことではあるなりが、一ユーザーとして素直に嬉しいポイントなりよ。

これまで「W-ZERO3[es] はちょっと難しそう」と感じていた人の中には、「ホームメニュー」の採用で使い勝手が向上した「W-ZERO3[es] Premium version」に食指が動く人もいるのでは。類似製品がほかのキャリアなどから登場していないだけに、まだまだ「W-ZERO3[es] 」には頑張って欲しいものなり。

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