映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の3-D版、21日から公開。

2006/10/20 22:26 Written by コ○助

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今ではすっかり人気キャラクターとなった「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のジャックとその仲間たち。この映画が公開されたのは1994年、今から12年も前のことなりが、当時高校生だったコ○助は友だちを誘って観に行こうと思ったものの、誰もキャラクターや作品内容に魅力を感じてくれず、結局一人で劇場に足を運んだ記憶があるなりよ(笑)。今でこそ劇場に一人で映画を観に行くのは何ともないなりが、恐らくこれがコ○助にとっては初めての「一人映画館」。その体験も相まって、コ○助の中では「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」は特別な思い入れのある作品になっているなりね。

そんな「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」が、久しぶりに劇場版として帰ってきたなりよ。続編となる新作が公開……されるわけではないなりが、「3-D版」というアレンジを加えて。もともとクレイアニメの「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」は、立体的な3Dのアニメには違いないなりが、21日から公開される「3-D版」は、いわゆる「飛び出すメガネ」を付けて観るタイプの作品。ストーリーはそのままに、スクリーンからジャックと仲間たちが目の前に飛び出してくるというアレンジを加えた作品なりね。

この「3-D版」の製作に携わったのは、「スター・ウォーズ」シリーズや「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、最近では「ハリー・ポッター」シリーズや「ナルニア国物語」などの特殊効果を手がけたことでも知られる、ジョージ・ルーカス監督の会社「インダストリアル・ライト&マジック」。そして、デジタル3-Dのパイオニアである「リアルD」という、強力なタッグによって、新たな命を吹き込まれたなりね。

上映には特殊な方法を用いるため、公開劇場が「シネマイクスピアリ」(千葉・浦安市)、「ワーナー・マイカル・シネマズ浦和美園」(埼玉・さいたま市)、「ワーナー・マイカル・シネマズ多摩センター」(東京・多摩市)の3館のみと、かなり限定されているのは残念。でも、「3-D版」は劇場でしか観られないだけに、少しムリをしてでも観ておきたいところなり。

さて、この「3-D版」の公開に合わせて、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」を世に生み出した(原案・原作)ティム・バートン監督が産経新聞のインタビューに答えているなり。

「作品のファンを裏切らないためにも続編は作らない。クリスマスソングの『赤鼻のトナカイ』のように風物詩的な作品になったことはうれしく思う」
「(3-D版によって)さらに不気味さが増した。まさにこの感じを作りたかった」

どうやら「3-D版」はティム・バートン監督にとっても満足できる出来のよう。これはファンなら絶対に観ておかなければならなそうなり。

皆さんも機会があればぜひ!

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