「圏外」解消に本腰、ソフトバンクがホームアンテナを無償配布。

2006/10/19 22:13 Written by コ○助

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携帯電話のエリアの割合を示す「人口カバー率」が限りなく100%に近づいている昨今ではあるなりが、なかなかその数字ほどの利便性を感じられずにいる電波難民も少なくないと思うなり。かく言うコ○助も東京のど真ん中、モリモリのエリア圏内に居住しているにも関わらず、家の中ではどのキャリアの携帯電話も「圏外」になってしまうのは、以前もお話したとおり。そのため、サポートセンターに「圏外なので何とかしてください」と陳情しても、「エリアですから、それ以上のことは」の一点張りで、改善される見込みがない状況なりよ。

そうした電波難民は自宅で携帯電話を利用するのを諦めるか、キャリアを変えながら利用できる携帯電話を探していくか、はたまた引越しをするか。大まかに3つの選択を迫られるわけなりが、いずれも言葉で言うほど簡単なことではないなりよね。でも。そんな電波難民の苦しい状況を少しは改善してくれる可能性を、ソフトバンクが提示してくれるなりよ。

それはホームアンテナの無償配布。ここで言うホームアンテナとは、外に来ている電波を簡単なコードで引き込むような安っぽいものではなく、設置工事を要し、金額的には2万円近くする本格的なアンテナのこと。これを設置工事費も含めて、すべて無償で取り付けてくれるというなりよ。NTTドコモも「FOMA」用のホームアンテナを提供しているなりが、こちらは機器代(2万円弱)+工事費用はユーザー持ちで、合計5万円前後も負担しなければならないなりね。ソフトバンクはそうした一切の費用を負担してくれるわけなり。

ソフトバンクがこうした無償配布作戦に乗り出すのは、いかにも「らしい」ところではあるなりが、ユーザーにとっては嬉しいサービスには違いないなりよね。ほかのキャリアも「いかに『圏外』を潰していくか」は共通のテーマでもあるので、ソフトバンクユーザーの反応次第では、追随するキャリアも出てくるかもしれないなりよ。

アンテナの無償配布を受けられるのは、旧ボーダフォンとソフトバンクモバイルの第3世代携帯電話の加入者で、ソフトバンクの各店舗で申し込みができるようなり。電波が来なくて困っているソフトバンクユーザーは、迷わず店頭に向かうべし。


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