モーニング娘。脱退から7年、福田明日香が「真相」を告白。

2006/10/19 06:08 Written by コ○助

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中澤裕子、安倍なつみ、石黒彩、飯田圭織と共に、モーニング娘。の初代メンバーに名を連ねていた福田明日香。当時13歳と最年少メンバーながら、抜群の歌唱力で初期モーニング娘。をけん引、メインボーカルの一人として活躍していた。モーニング娘。が大ブレイクを果たすきっかけとなった「LOVEマシーン」(1999年9月9日発売)の頃にはすでに脱退(1999年4月18日)していたため、それほど鮮明に覚えていないという人も多いかもしれないが、モーニング娘。結成前夜の「ASAYAN」でのオーディション時代を知る人にとっては、決して外すことのできないメンバーだ。

そんな福田明日香が当時、モーニング娘。を脱退の理由として挙げたのが「学業に専念するため」。中学生で芸能界に飛び込んだ福田明日香にとっては至極真っ当な理由に思えたが、その真相はどうやら少し異なっていたようだ。現在発売中の「アサヒ芸能」のインタビューで「本当の理由」を告白、近況についても語っている。

「学業に専念? アハハハ、あれは建て前です」
「これ以上続けたら、普通の生活に戻れないだろうなあ、と思ってやめたんだけど、すでに遅かったですね」
「(メンバー内でいじめられ)1対4になっちゃって、移動中とかも、4人が固まって話しているのに、私はポツンと1人」
「(脱退後に)高校を中退してファミレスでバイトをしていてもそんな状態(=どこに行っても気づかれる)で、しかたがないからスーパーの品出しを始めた。おばちゃんに交じって三角巾をかぶって青果を出していても気づかれませんでしたよ(笑)」
「今、夜は実家の店(パブ)に(バーテンとして)出て、昼間は週2回ほどボイトレの先生です」

もともと「普通の生活に戻りたい」という願望はあったようだが、実際にモーニング娘。を辞める決め手となったのはメンバーからの「いじめ」。特に最年長でリーダーの中澤裕子とは折り合いが悪かったという(※最後には一番仲良くなったそう)。ほかの4人に比べると一人だけ年が離れた子どもだったことも軋轢を生む原因になってしまったと述懐している。

福田明日香がモーニング娘。を脱退してから、早くも7年の月日が経つ。その後のモーニング娘。の激動と現状を踏まえると、実質1年半という短い期間で脱退したことが客観的に見て良かったのか、悪かったのかは分からないが、インタビューの最後に語った「好きなことだけをしている今が幸せだから、もう戻りたくはないですよ」という言葉がすべてを物語っているのかもしれない。

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