真っ赤な「iPod nano」が登場、1台あたり10ドルをエイズ対策に寄付。

2006/10/14 10:39 Written by コ○助

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アルミボディの採用、薄型化、バッテリ駆動時間の伸長、8GBモデルの追加、曲間を空けずに再生できる「ギャップレス再生」への対応に加え、シルバー、グリーン、ブルー、ピンク、ブラックと、鮮やかなカラーバリエーションを揃えて登場した第2世代の「iPod nano」。「従来の『iPod nano』の質感(※鏡面仕上げ)のほうが良かった」という声も一部に根強くあるものの、概ね第2世代は好意的に受け止められているなりよね。コ○助の周囲にも、カラーバリエーションに魅かれて即座に購入したユーザーが何人もいるなりよ。

そんな第2世代の「iPod nano」に、早くも新たな仲間が加わったなり。それは真っ赤な「iPod nano (PRODUCT) RED Special Edition」。U2のBonoとBobby Shriverによって創設された「(RED)」プロジェクトに賛同するカタチで発売される特別バージョンなりよ。単なるカラーバリエーションの追加というわけではなく、購入代金の一部(10ドル)が「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に寄付されるという、ほかの「iPod nano」とは少し異なるコンセプトの製品なりね。

それでは簡単に「iPod nano (PRODUCT) RED Special Edition」のスペックや特徴をまとめておくなり。

◎「iPod nano (PRODUCT) RED Special Edition」(基本機能は第2世代の4GBモデルと同一)
・1.5インチカラーディスプレイの明るさが従来比40%アップ。
・バッテリ駆動時間は24時間。
・曲間を空けずに再生できる「ギャップレス再生」に対応。
・本体に酸化被膜処理されたアルミニウムを採用。
・1台あたり10ドルを基金に寄付。
・価格は通常の4GBと同一の23,800円。
・直営店およびオンラインストアでのみ販売。

「アフリカにおけるエイズとの闘いに、ビジネスが関わっていく」という趣旨で進められているこの「(RED)」プロジェクトには、アップル・コンピュータのほかにモトローラ、アメリカン・エキスプレス、アルマーニ、GAP、コンバースなどが賛同。それぞれがプロジェクトのイメージカラーである赤をモチーフにした製品を発売、もしくは提供し、一部の収益を「iPod nano (PRODUCT) RED Special Edition」と同様に基金に寄付するなりね。

消費者からすれば、金銭的に余計に負担することなく寄付ができるという、非常に良い仕組みなのは確か。単純に赤が気に入って購入するだけでも、伝染病や感染症に苦しむアフリカの役に立つことに、悪い気がする人はいないと思うなり。これから「iPod nano」を購入しようと思っていた人は、「iPod nano (PRODUCT) RED Special Edition」も選択肢に加えてみてはいかがなりか?

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