ボーダフォン、スマートフォンを含む秋・冬モデル13機種を発表(2)。

2006/09/28 21:07 Written by コ○助

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例年この時期に発表される携帯電話の秋・冬モデル。今年はナンバーポータビリティが導入目前に迫ったタイミングのため、既存顧客の引き留め、および新規顧客の獲得に向けて、各キャリアとも意欲的な端末を多数投入すると早い段階から言われていたなりよ。先陣を切ったのはau。例年よりも早い8月末に個性的な12機種を発表することで、ほかのキャリアに先行する狙いがあったなりね。そして28日、ボーダフォンから13機種もの端末、しかもカラーバリエーションの合計が54色にもなる秋・冬モデルのラインアップが発表されたなり。
それでは、残りの端末のスペックや特徴を簡単に見ていくことにするなりね。

◎SoftBank 705N(NEC製)
・厚さ16ミリの薄型デザインを採用。
・2.2インチのTFT液晶(QVGA)を搭載。
・200万画素のCMOSカメラを搭載。
・Bluetoothを搭載。
・外部メモリはmicroSDカード(最大1GB)。
・「Yahoo!ケータイ」「3Gお天気アイコン」に対応。
・本体色はホワイト、ピンク、ブルーの3色。
・発売時期は12月上旬以降を予定。

「SoftBank 705N」は機能はシンプルながら、厚さ16ミリの本体に200万画素のカメラを搭載している、実用度の高い端末なり。

◎SoftBank 705NK/Nokia N73(ノキア製)
・カールツァイスレンズを採用した320万画素CMOSカメラを搭載。
・赤目防止機能付きのフラッシュも搭載。
・2.4インチのTFT液晶(QVGA)を搭載。
・会社のパソコンなどで管理しているメールや予定表を携帯電話でほぼリアルタイムに確認・返信できる「ソフトバンクワイヤレスアシスタント」に対応。
・Bluetoothを搭載。
・外部メモリはminiSDカード(最大2GB)。
・本体色はディープ・プラム、ライト・サンドの2色。
・発売時期は12月中旬以降を予定。

ノキアファン待望の新端末が「SoftBank 705NK/Nokia N73」。ソニーのサイバーショットシリーズなどに採用されていることで知られる「カールツァイスレンズ」を搭載することで、非常にカメラ機能が強化されているなりよ。もちろん、従来のノキア製端末と同様、パソコンとの連携もバッチリ。ビジネスシーンで大活躍してくれそうな端末なりね。

◎SoftBank 705P(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)
・厚さ14.8ミリ、重さ103グラムのスリム&軽量ボディーを採用。
・ヒンジ部のボタンを押すと端末が開く「ワンプッシュオープン」機構を採用。
・2.2インチのTFT液晶(QVGA)を搭載。
・最短8.5センチまでの接写機能付き、200万画素のCMOSカメラを搭載。
・Bluetoothを搭載。
・外部メモリはmicroSDカード(最大1GB)。
・「Yahoo!ケータイ」に対応。
・本体色はコーヒーブラック、ノーブルシルバー、ピュアホワイトの3色。限定色としてスチルブラック、スチルネイビー、メドウグリーン、モードピンクの4色も。
・発売時期は10月上旬以降を予定。

「SoftBank 705P」は今年5月に明らかになって以来、ボーダフォンユーザーが登場を待ち望んできたパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の端末。ボーダフォンにパナソニック製の端末が登場するのは、旧J-フォン時代の「J-P51」以来となるなりよ。「ワンプッシュオープン」機構など、いかにもパナソニックらしい端末に仕上がっているなり。

◎SoftBank 705SC(サムスン電子製)
・スライド式では世界最薄の12.9ミリを実現。
・2.1インチのTFT液晶(QVGA)を搭載。
・200万画素のCMOSカメラを搭載。
・Bluetoothを搭載。
・外部メモリはmicroSDカード(最大1GB)。
・「Yahoo!ケータイ」に対応。
・本体色はレッド、ブラック、ホワイト、ピンクの4色。
・発売時期は10月上旬以降を予定。

◎SoftBank 706SC(サムスン電子製)
・折りたたみ式では国内最薄の12.3ミリを実現。
・2.3インチのTFT液晶(QVGA)を搭載。
・200万画素のCMOSカメラを搭載。
・Bluetoothを搭載。
・外部メモリはmicroSDカード(最大1GB)。
・「Yahoo!ケータイ」に対応。
・本体色はブルー、シルバー、ブラック、ピンクの4色。
・発売時期は10月中旬を予定。

これまであまり個性的な端末を投入できずにいたサムスン電子からは、魅力的な端末が2機種。ひとつはスライド式で最薄(SoftBank 705SC)、もうひとつは折りたたみ式で最薄(SoftBank 706SC)と、どちらも薄さにこだわった端末なりね。

◎SoftBank X01HT(HTC製)
・Windows Mobile 5.0搭載のスマートフォン。
・スライド式のQWERTYキーボードを搭載。
・HSDPA準拠の高速データ通信サービス「3Gハイスピード」に対応(下り最大1.8Mbps)。
・タッチパネルに対応した2.8インチのTFT液晶(QVGA)を搭載。
・200万画素のCMOSカメラを搭載。
・無線LANに対応(IEEE802.11b/g)。
・Bluetoothを搭載。
・外部メモリはmicroSDカード(最大1GB)。
・本体色はブラックのみ。
・発売時期は10月中旬を予定。

「SoftBank X01HT」は台湾HTC製のWindows Mobile 5.0搭載スマートフォン。最近主流のスライド式QWERTYキーボードを搭載するなど、「W-ZERO3ライク」な端末なりよ。新しい高速データ通信サービス「3Gハイスピード」に対応しているのも大きな特徴なりね。

◎SoftBank C01SI(セイコーインスツル製)
・HSDPA準拠の高速データ通信サービス「3Gハイスピード」に対応したCF型データ通信カード。
・上り最大384Kbps/下り最大3.6Mbpsの通信が可能(HSDPA)。
・発売時期は12月上旬以降を予定。

ソフトバンクモバイルにブランド名が変わる目前に、13機種ものラインアップを揃えてきたボーダフォン。すでに12機種を発表しているau。そして今年度下半期中に20機種以上も発表すると豪語しているNTTドコモ(近日、正式発表予定)。果たしてナンバーポータビリティの勝ち組になるのはどのキャリアなのか。熱い戦いがしばらく続きそうなりね。

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