楽天の戸叶尚投手がガン手術、来季以降の現役続行に意欲。

2006/09/21 07:29 Written by コ○助

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プロ野球選手は身体を鍛え上げたアスリートの集団ゆえ、健康であることが大前提。身体を酷使する競技なのでケガは仕方ないなりが、あまり病気をしないというイメージを漠然と抱いている人も少なくないと思うなり。加えて現役のプロ野球選手は「約70人(1球団の支配下選手枠限度)×12球団=最大840人」しかいないので、世間一般と同じ割合で大病を患う選手がいるとしても、それほど人数が多いわけではないなりね。

でも、いかに鍛えられている選手でも、時に病魔に冒される場合があるのは当然のこと。長い歴史を持つプロ野球なので、命に関わる大病を患いながらも、復帰を目指して闘病を続けた選手は何人かいるなりよ。

◎現役時、病魔に冒された主なプロ野球選手(所属は発症時)
津田恒実投手(広島) 脳腫瘍(1993年に他界、享年32)
藤井将雄投手(ダイエー) 肺ガン(2000年に他界、享年31)
栗山英樹外野手(ヤクルト) メニエール症候群
盛田幸妃投手(近鉄) 髄膜腫(完治)
岩下修壱投手(オリックス) 急性骨髄性白血病(完治、現役)

数あるプロスポーツの世界の中でも、プロ野球は特にスポットライトを浴びる舞台のひとつ。それだけに余計、一線で活躍する選手が病魔に冒されていることが判明すると多くのファンに衝撃が走るなりが、また一人、病気と闘いながらも現役続行に意欲を燃やす選手が明らかになったなりよ。

21日付けのサンケイスポーツによると、楽天の戸叶尚投手が8月9日にガンの摘出手術を受けていたそう。幸い早期発見だったため、8月下旬には退院。現在はブルペンで投球ができるまでに回復しているというなり。病院で悪性腫瘍との告知を受けたときには「死ぬのかな」と思った、と病気への率直な思いも述べているなりね。

戸叶投手は現在31歳。かつて横浜時代には巨人戦に強さを発揮、「ジャイアンツ・キラー」の異名が付いたこともあったなり。今季は登板機会に恵まれず、1軍での登板はゼロなりが、オリックスに所属した2004年には中継ぎとして40試合に登板、4勝0敗、防御率2.61の成績を残すなど実力はあるだけに、病気を完全に克服して、また1軍で活躍する姿を見せて欲しいなりね。

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