5000人を調査、やめられない癖の1位は「ツメを噛む」。

2006/09/15 22:37 Written by コジマ

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「無くて七癖有って四十八癖」というように、本人が気付いているかどうかは別として人には必ず癖がある。ぼくも子供の頃、母親によく「鼻をほじるのやめなさい!」「(食事中に)左手をあげなさい!」とよく叱られたものだし、今でも多くの癖を持っているのだ。まあ、それは人間味の表れであり、その人の特徴でもあるのだからすべての癖を否定してはいけないけど、本人がやめたいと思っているなら、直したほうがよいのかもしれない。そんな「やめたいと思いつつ、なかなかやめられない癖」を、ネット調査のディムスドライブがランキングリサーチで5000人以上を対象に調査したところ、「ツメを噛む」が1位だったのだ。

調査は、8月24日〜8月29日に全国の男女5595人(男性2874人、女性2721人)を対象にインターネットを利用して行われた。年齢の区分は20歳未満(138人)、20代(897人)、30代(1355人)、40代(1289人)、50代(1176人)、60歳以上(740人)で、それぞれの男女別でも結果を公開している。

全体の結果を見てみると、
1. ツメを噛む (308人)
2. たばこ (251人)
3. 間食をする (203人)
4. 鼻をさわる、ほじる (160人)
5. 髪の毛をいじる (152人)
6. 貧乏ゆすり (133人)
7. (指や首など)関節を鳴らす (90人)
8. 飲酒 (75人)
9. においをかぐ (64人)
10. 衝動買い (59人)

癖の王道ともいうべき「ツメを噛む」が1位を獲得した。もう1つの王道である「貧乏ゆすり」は男性全体で3位だったものの、女性全体ではトップ10外だったために6位にとどまっているのだ。代わって上位に入った「たばこ」は30代以上の男性で多く男性全体でも1位、「間食をする」は女性で全体的に多く2位にランクされている。

このほか、男性では「頭をかく」、女性では「皮膚やかさぶたをめくる」「足を組む」「夜更かし」などがトップ10に入っており、少数意見では「夜食」「猫背」「ヒゲを抜く」「耳かき」「大食いする、食べ過ぎる」「ギャンブル」などが挙げられている。うーん、こうして見てみると、自分に当てはまる癖が結構あるなあ。

癖の多くは、普通でない状態に対するストレスから来る「代償行為」である場合が多いという。電話をしているときに会話と関係ない絵を描いたりするのも、これに当てはまるのだとか。ぼくも電話や車の運転をしていると知らないうちに喫煙量が増えていたり、文章を書いているときに気付くと組んだ足を上下に動かしたりしていることが多いのだ。原因となっているストレスがなくならない限り、癖は直らないのかもしれない。

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