アップル、5色の「iPod nano」や超小型「iPod shuffle」を発表。

2006/09/13 03:49 Written by コ○助

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出るか、出るかと言われて久しいものの、なかなか大幅な変更を加えた新製品が出てこないアップル・コンピュータの「iPod」。ネットには「流出画像」と称するガセネタが無数に溢れ、いったいどれが本物なのか、そもそもフルモデルチェンジした製品は本当に出るのか、全く手探りのなか情報をかき集めている人も多いと思うなりよ。そのためアップルが新しい製品を発表するタイミングである、何らかのイベントが行われるときには、「今度こそ発表されるはず」とアップルコミュニティ界隈は大きな盛り上がりを見せるなりね。

そして迎えた13日(米国時間12日)。アップルが事前にプレス関係者向けに招待状を送付、予告していたスペシャルイベントが開催されたなりよ。それでは簡単に、このイベントでどのような製品が発表されたのかをまとめておくなりね。

◎新型「iPod nano」
・2GBモデル(17800円)、4GBモデル(23800円)、8GBモデル(29800円)を用意。
・2GBモデルはシルバー、4GBモデルはシルバー、グリーン、ブルー、ピンク、8GBモデルはブラック。
・1.5インチカラーディスプレイの明るさが従来比40%アップ。
・バッテリ駆動時間は24時間。
・曲間を空けずに再生できる「ギャップレス再生」に対応。
・本体に酸化被膜処理されたアルミニウムを採用。

新しく発表された「iPod nano」は、かつての「iPod mini」のようなカラーバリエーションを用意。ほかにもアルミボディの採用、薄型化、バッテリ駆動時間の伸長、8GBモデルの追加と、使い勝手の向上も図られているなりね。

◎新型「iPod shuffle」
・世界最小(※)のデジタルミュージックプレーヤー(41.2×27.3×10.5mm)。
・従来の「iPod shuffle」をフルモデルチェンジ、サイズが半分以下に。
・衣服などに挟みやすいクリップ付のデザインを採用。
・重量はわずか15グラム。
・容量は1GB。
・充電とシンクができる「USB Dock」を同梱。
・本体に酸化被膜処理されたアルミニウムを採用。
・価格は9800円(10月発売予定)。
(※)アップル・コンピュータ調べ

大きな進化を遂げたのが、フルモデルチェンジした新型「iPod shuffle」。クリップ付きのデザインにすることで、ホルダーなどを使わなくとも簡単に持ち歩くことができるようになったなりね。サイズ的に操作感はそれほど良さそうではないなりが、スポーツのお供に使う携帯音楽プレーヤーとしては軽く、小さいに越したことはないはずなので、この超小型化を歓迎する人は多いはず。手を伸ばしやすい価格なのも嬉しいところなり。

◎新型「iPod」
・30GBモデル(29800円)と80GBモデル(42800円)を用意。
・本体色は両モデルともホワイトとブラック。
・30GBモデルのバッテリ駆動時間は14時間、80GBモデルは20時間。
・2.5インチカラーディスプレイの明るさが従来比60%アップ。
・曲間を空けずに再生できる「ギャップレス再生」に対応。
・iTunes経由で販売されるゲーム(パックマン、テトリスなど)に対応。
・文字入力による絞り込み検索機能を搭載。

「iPod」は順当なスペックアップ。期待されたデザインの変更はなく、今回も「噂」のタッチスクリーンの「iPod」は登場しなかったなりね(笑)。ただ、内側の機能は大幅に強化されており、膨大な曲の検索に便利な文字検索機能が追加されているなりよ。また、新たにiTunes経由で販売されるゲームもプレイすることができるなりね。

新しくなった「iPod」ファミリー。革新的な新製品……とまでは言えないなりが、いずれも魅力的な新製品なのは間違いなし。年末にはマイクロソフトが「Zune」を準備しているなりが、迎え撃つには十分なラインアップなりね。「iPod」の購入を検討していた人は、ぜひチェックを。

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