ドラマ「下北サンデーズ」と「レガッタ」、視聴率低迷で打ち切り。

2006/09/02 13:59 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


各局で7月からスタートした「夏ドラマ」もいよいよ終盤。コ○助は結局、このクール欠かさず見たのは「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(日本テレビ系)、「タイヨウのうた」(TBS系)、「サプリ」「ダンドリ。〜Dance☆Drill〜」「結婚できない男」(フジテレビ系)、「下北サンデーズ」(テレビ朝日系)の計6本、飛び飛びで見たものを含めればほぼすべてのドラマを、睡眠時間を削って半分寝ながらでも頑張ってチェックしたなりよ。中には「なんでこれ見てるんだろう」と思うようなモノもあったなりが、概ね満足できるクールだったなりね。って、まだこのクールの総括には少し早いなりが(笑)。

そんな「夏ドラマ」はクライマックスに向けて盛り上がりを見せているわけなりが、非常に悲しいお知らせがデイリースポーツに出ていたなり。個人的に一番星だった上戸彩主演の「下北サンデーズ」と、あまりチェックはできなかったなりが、原作からしっかり読んでいた速水もこみち主演の「レガッタ」(ともにテレビ朝日系)が予定よりも早く終了することになったなりよ。当初は両作品とも全10話の予定だったなりが、最終回を一回繰り上げて、全9回で終了となるなりね。

打ち切りの理由についてテレビ朝日の広報部は「14日からシンクロのワールドカップがあり、視聴者の方にはそれを楽しんでいただくために、終了を1週早めました」(デイリースポーツより)と説明しているなりが、視聴率が低迷していたのが本当の理由なのは明白。この2つの作品の視聴率がどのように遷移していたのかを簡単にまとめておくなり。

◎「下北サンデーズ」(出演:上戸彩、佐々木蔵之介、佐田真由美ほか)
第1話 11.4% 「小劇場と書いて『ビンボー』と読む!?」
第2話 _8.1% 「ビバリーシモキタ高校白書」
第3話 _6.3% 「仁義なき戦い〜下北女優戦争」
第4話 _7.5% 「世界はサンボを座長と呼ぶんだぜ」
第5話 _6.9% 「下北キャンディキャンディ」
第6話 _7.3% 「ブルマなゆいかが下北を回す!」
第7話 _5.8% 「僕ら薔薇薔薇…という感じ?」
第8話 _6.4% 「サルたちのシモキタザワ」
第9話 未放送 「アナーキー・イン・ザ・サンデーズ 下北沢をぶっとばせ!」

◎「レガッタ」(出演:速水もこみち、相武紗季、松田翔太、若槻千夏ほか)
第1話 _9.5% 「この夏…動き出した時間」
第2話 _5.2% 「宿命のレース」
第3話 _5.7% 「漕ぎ出した二人」
第4話 _4.5% 「日の丸のオールと初対決!」
第5話 _4.3% 「届かぬ想い」
第6話 _5.6% 「新たなる決心」
第7話 _4.3% 「限界への挑戦」
第8話 未発表 「運命の告白」
第9話 未放送 「サブタイトル未定」

低視聴率なのは「夏ドラマ」全体に見られる傾向だったなりが、この2つの作品はすべての「夏ドラマ」の中でビリとブービーという、テレビ朝日にとっては非常に厳しい現実を突きつけられていたなりね。裏番組が「どっちの料理ショー」(日本テレビ系)、「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)、「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)と強力で、テーマがマニアックかつ出演者が個性的すぎる「下北サンデーズ」が視聴率を取れないのはある意味予想通りだったなりが、速水もこみち、相武紗季、松田翔太と若手の人気どころを揃えた「レガッタ」のここまでの不振は想定外だったはず。4%台の視聴率を連発しているあたり、ドラマとしては「失敗」と言わざるを得ないなりよ。

8月31日放送分の「下北サンデーズ」を見ていたら、やけに展開が拙速で、次週予告にいきなり「最終回」と出ていたのでビックリしていたなりが、予定より早く打ち切られてしまうのは視聴率ひと桁台ドラマの宿命。もっともっと、1分でも長く堤幸彦の世界に浸っていたかったので、こういう結果になってしまい残念でならないなり。来週の最終回は心して見なくては。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.