「ドラえもん」の新しい道具をブログで募集中、その反応は?

2006/09/01 20:07 Written by コ○助

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藤子・F・不二雄の代表作にして、国民的なマンガ&アニメの「ドラえもん」。最近は昔と異なる絵のタッチや声優の変更、ストーリーの質低下などもあり、アニメの視聴率は下がる一方で、例えば8月25日に放送された回は9.8%と2桁にも乗らないこともあるほどなりよ。この傾向は藤子・F・不二雄の死後(1996年没)しばらくは見られなかったなりが、ここ数年で急に顕著になったため、首をかしげるファンも少なくないなりね。

このままひと桁台の視聴率が続くようならば、いかに国民的な作品であっても、いずれ「打ち切り」の文字がチラついてくるのはテレビ界の宿命。それだけに制作側もてこ入れに必死で、主題歌の変更やタレントの声優起用など、さまざまな施策を投入してはいるなりね。ただ、いずれも旧来のファンからはそっぽを向かれ、かといって新規のファンも開拓できていない。最近の「ドラえもん」はジレンマに陥っている印象を受けてしまうなりよ。

そんな「ドラえもん」の新たな施策が8月に発表されたなり。それは「ドラえもん」の「ひみつ道具」をブログを介して公募するというもの。小学館、テレビ朝日、ヤフーが共同で行う大規模な合同企画で、最優秀作に選ばれた道具は実際にアニメ化されるほか、副賞としてトヨタの「ノア」がプレゼントされるという豪華さなりよ。8月31日から応募期間がスタートしたので、簡単にこの企画の概要をまとめておくなりね。

◎「ドラえもん・ザ・マジック」ひみつ道具コンテスト
応募期間:2006年8月31日(木)〜2006年10月15日(日)
応募資格:「Yahoo!ブログ」のブログオーナー
応募方法:自身の「Yahoo!ブログ」に投稿した上で、告知サイトの対象記事にトラックバック
注意点:応募は1人1回のみ。著作権は藤子プロに帰属

ということで、約1か月半に渡ってコンテスト形式で開催されるなりよ。スタートから1日半が経った9月1日20時現在の応募状況は19件と、ヤフーが大々的に仕掛けている割には少し寂しい数字となっているなり。応募資格にある「Yahoo!ブログの開設が必須」という項目が、少し敷居を上げているなりよね。まあこれからどんどん増えてくると信じたいなりが、スタートダッシュをかけられていないのは不安な要素ではあるなり。

こうした企画はファンとの距離を近づける良策という見方がある一方で、これまで「ドラえもん」の道具は1900以上も出ているため、制作側はネタ切れで苦しいのではと勘繰る見方も。まあ結果として、良いモノが採用されれば問題なさそうなりが、中途半端なアイデアが採用され、「ドラえもん」のファンをさらにガッカリさせるようなことだけは避けて欲しいなりよね。どのような道具が採用されるのか、楽しみなり。

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