遊びの幅を広げる「PSP」用カメラとGPSレシーバーを発売。

2006/09/01 11:20 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


ライバルの「ニンテンドーDS」の勢いに押され、日本では劣勢を強いられているソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)の「PSP」。移植作ではない純粋な新作の多い「ニンテンドーDS」に比べると、過去のソフトの焼き直しが多い「PSP」がなかなかユーザーの支持を得られないのは致し方のないところなりが、音楽・動画の再生機能やブラウザをいち早く搭載するなど、機能的には「ニンテンドーDS」の先を歩いてきた部分も多々あるなりよね。

そんな「PSP」に、新たな機能を追加する周辺機器が発表されたなりよ。それは静止画や動画の撮影ができるカメラ「ちょっとショット」と、ソフトと組み合わせることで遊びの幅を広げてくれる「GPSレシーバー」の2つ。まずはこの2つの周辺機器の特徴やスペックを簡単にまとめておくなりね。

◎「ちょっとショット」PSPJ-15003
・カメラと編集ソフトを同梱したパッケージ。
・カメラは131万画素。
・レンズは広角レンズF2.8 f=28mm。
・ズームはデジタルズームのみ。
・記録フォーマットは静止画がJPEG(480×272、640×480)、動画がMotion JPEG(480×272、30fpsで最大15秒)。
・カメラの重量は15グラム。
・編集ソフトでテロップやエフェクト(74種)、BGMの追加などが可能。
・価格は5000円。

「ちょっとショット」は昨今のデジタルカメラに比べると少しスペックが貧弱ではあるなりが、「PSP」上でさまざまな編集まで完結するのはグッド。動画も撮影したものはAVI形式にして書き出せるようなので、パソコンに移して気軽に動画を楽しむこともできるなりよ。現時点では公式にアナウンスはないなりが、「ちょっとショット」はウェブカメラ的な用途にも使えるはずなので、今後オンライン対応のゲームや、その他の実用ソフトにも利用シーンが拡大する可能性は十分にありそうなりね。

◎「GPSレシーバー」PSP-290
・ソフトは同梱されず、何らかのソフトと組み合わせて利用する。
・現在対応が発表されているのは次のようなタイトル。
 「メタルギアソリッド ポータブルオプス」(コナミデジタルエンタテインメント)  「プラネタリウムクリエイター 大平貴之監修 ホームスター ポータブル」(セガ)
 「みんなのGOLF場(仮)」(SCE)
 「ナビゲーションソフト(仮)」(エディア) など
・価格は6000円。

「GPSレシーバー」は万人が欲する機器ではないなりが、あれば便利、もしくは必要な人には嬉しいもの。最近は地図系のソフトも投入されているし、単純にゲーム以外での活躍も期待できそうなりよ。もちろん、GPSと連動させたゲームの投入も予定されているので、楽しみに発表を待ちたいなりね。

チラホラと新型の噂も流れてきているなりが、機能を拡張しながら少しずつ魅力を増してきている現行の「PSP」。まだまだ現役で頑張って欲しいものなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.