子どもの送り送り迎えだの、ジムに行って帰ってくるだの、買い物だの……。毎日必ず車を運転しているウォール真木でございます。そんな生活の中、すれ違う運転手に目を向けると時々とんでもないことをしている人々を発見してしまうのもアメリカ、そして車社会の醍醐味でしょうか。

携帯電話は序の口。食べている人、飲んでいる人、読んでいる人なんかも時折見かけます。いままでに一番驚いたのがハンドルをドラム･スティックで激しく連打しながら運転していた青年です（笑）。ノリノリなのはいいんですが、ポリスに発見されたら絶対に捕まりますね。

さて、場所はかわってスイスのハイウェイでのこと。とある車がジグザグに走っているのをパトロール中の警察官が見つけました。停車させてみると、なんとそこにはノートブックをふところに置き、さらに携帯電話でおしゃべりを続ける女性がいたそうです……。ポリスが「危険じゃないか！」ととがめると、その女性は怪訝そうに

「いつもこうやって運転しているのに、なにが危ないの？？」

と逆に聞き返してきたそうです。なんつー、クルーレス……（涙）。この人まだまだ若い子かと思いきや、警察の発表では34歳の分別あるべき大人なんだとか。彼女には「理由のつけられない行動」の罪で裁判所に出頭命令が出されたそうです。お願いだからドライバーには「運転だけ」をしてほしいと思います。基本ですから、基本！！