サッカーに新たな大技? 話題呼ぶ「くっつきドリブル」とは。

2006/08/20 00:23 Written by コ○助

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熱烈なサッカーファンの間では少し前から知られているようなりが、最近、じわじわと話題になっているサッカーの新技「くっつきドリブル」をご存知なりか? 正式な技の名前はまだ固まっていないようなりが、すでに「くっつきドリブル」という、何とも締まらない名前で認知されているこの大技。長い歴史を持つサッカーの世界で、誰も実践してこなかった&誰も考えつかなかった技を繰り出す一人のブラジル人サッカー選手が注目を集めているなりよ。

その選手は18歳のケルロン・ソウザ・モウラ選手。ブラジルの名門クラブであるクルゼイロ所属のMFの選手なりよ。ケルロン選手が繰り出す「くっつきドリブル」は、ズバリ「足を使わないドリブル」。なんと、頭でリフティングをしながらピッチを走り回り、相手陣地に切り込んでいく大技なりね。「普通にドリブルするよりも遅いスピードだから止めようもあるのでは?」と思うところなりが、頭の上をはねるボールを奪うには、相手選手は上手くボール目がけてヘディングを仕掛けるか(サッカーには足を上げてはいけない、頭突きをしてはいけない、というルールがあるため難易度が高い)、ファウルで止めるしか方法がないなりよ。

気になるその動きはYouTubeなどで映像を見つけることができるので、ぜひ確認してみて欲しいなりが、ケルロン選手の動きは頭でリフティングしているにも関わらず実にスピーディで、相手選手が四苦八苦している姿がよくうかがえるなりね。




ケルロン選手はこうしたプレーに終始するトリッキーな選手というわけではなく、昨年4月に行われたU-17の南米選手権ではブラジル代表の中心選手として8ゴールを決め、最多得点王をMVPを獲得。ブラジルの優勝に大きく貢献した、いわば次代のブラジル代表を担うとの期待を背負った選手なりね。そのため、早くもプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが900万ユーロ(約12億8000万円)を投じて獲得に動くとの報道も出るほど、スターへの階段を駆け上がっている選手なりよ。

「くっつきドリブル」の使い手は今のところケルロン選手以外には見当たらないので、生で見る機会はそうそうなさそうなりが、将来的にブラジルのフル代表として、もしくはヨーロッパの有名クラブの中心選手として活躍するようになれば、いずれ日本でも話題になる機会が増えるはず。これから注目するべき選手の一人として、ぜひケルロン選手の名前を覚えておいてくださいなり。

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