体重わずか2.7キロの小型犬「ミッジ」、警察犬の「常識」覆すか。

2006/08/09 11:59 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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先日ウォール家はダンナの両親の金婚式のお祝いをかねて、親戚が集まる旅行に行ったのですが、その時義理のお姉さん夫婦が昨年から買い始めた犬「ルーシー」も家族の一員として参加しました。このルーシー、「コッカプー」と呼ばれているコッカー・スパニエルとプードルのミックス犬なのですが、成長しても5キロ程度と小さくぬいぐるみのように可愛らしい種類。犬といえば柴犬やシベリアン・ハスキー、秋田犬などの中〜大型犬が今まで大好きだったワタクシですが、ルーシーの明るい性格とやわらかい毛並みに思わず小型犬の魅力にも気が付いてしまったのでした。

さて、こうして小型犬モードに突入している最近のウォール真木。思わず釘付けになってしまったニュースを見付けましたよ。オハイオ州はクリーブランド近くのジオーガ郡では、現在「ミッジ」という生後7ヶ月の犬が保安事務所の麻薬捜査班で麻薬捜査犬となるべく訓練をうけているそう。このミッジ君はチワワとテリアの雑種なんだそうですが、すでに成犬となっていますがその体重はたったの2.7キロ。訓練士でもあるマクレラント保安官のひざの上にすっぽりと乗ってしまうほどのミニチュア・サイズです。

警察犬といえば今まではシェパードやラブラドール・レトリーバといった大型犬が一般的ですが、ビーグル犬が活躍している前例もあるそう。ただミッジが見事訓練にパスすれば、アメリカでは最小の "ポリス・ドッグ" となることは確実です。

それにしてもこのニュースの元であるCNNのサイトに載っているミッジ君の写真といったら。「マクレランド保安官のひざで眠るミッジ」、「訓練中のミッジ」、そして「ミッジ(右)と「同僚犬」のブルータス」という3枚の画像が紹介されているのですが、もうどの写真にも「かわいいー!」と叫ばずにはいられません。しかし訓練中とはいいながら、なんとなくミッジ君の様子が「いたずらを怒られて、しょぼくれている」姿に見えるのはワタクシだけでしょうか(笑)。

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