好評の実写ドラマ版「ちびまる子ちゃん」、DVDを10月27日に発売。

2006/08/08 05:14 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


アニメの放送15周年を記念して、今春初めて実写ドラマ化された「ちびまる子ちゃん」。実写ドラマ化の企画が初めて浮上したのは2年前のことだったなりが、「完璧な実写化」にこだわる制作サイドの基準に適合した子役を見つけることができずに、半ば宙に浮いたような状態が続いていたなりよ。でも、原作・アニメともに魅力溢れる作品なのは誰もが認める「ちびまる子ちゃん」ゆえ、実写化を諦めきれなかった制作サイドは再び子役探しに奔走。500人を超える子役を集めたオーディションを敢行し、その中から抜てきされたのが森迫永依だったなりね。

森迫永依はまだ8歳の子役ながら、数々の映画やドラマ、CMに出演してきた経歴を持つ立派な女優さん。例えば映画では「CASSHERN」、ドラマでは「野ブタ。をプロデュース」などで主要キャラクターの幼少時代を演じているほか、観月ありさ主演のドラマ「あした天気になあれ。」(日本テレビ系)にはレギュラー出演もするなど、単なる端役ではなく、時に主役を食ってしまうような存在感を見せつけてきた恐るべき子役なりよ。その筋では「実力者」として知られていた森迫永依なりが、世間の関心を一身に集める「ちびまる子ちゃん」の主役の座をゲットしたことで、広く一般にその名を知られることになったなりね。

実際、実写ドラマ版「ちびまる子ちゃん」での森迫永依の演技は完璧に近く、ほとんどの視聴者を納得させるほどの出来。加えて、ほかのキャラクターを演じた役者がことごとく原作を忠実に再現していたため、全体的に原作やアニメのファンを裏切らない……どころか、期待以上の内容だったなりよね。マンガやアニメを実写化した作品はたくさんあるなりが、髪型や小物のひとつひとつまで忠実に再現した作品はそうはないだけに、いかに制作サイドが「ちびまる子ちゃん」の実写化に心血を注いでいたのか、その熱意が伝わる内容だったなりよ。

見た人すべてが楽しむことができた実写ドラマ版の「ちびまる子ちゃん」は視聴率的にも好調で、関東地区の平均視聴率は22.8%、瞬間最高視聴率は27.4%を記録。フジテレビの火曜19〜21時の「カスペ」枠では、史上最高の数字となったなりね。

そんな実写ドラマ版「ちびまる子ちゃん」に、出演者のインタビュー、収録風景、フジテレビ局内限定放送映像などの特典映像を収録したDVDが10月27日に発売されることになったなりよ。通常版に加えて、実写ドラマ版の第3話のエピソードのベースになったアニメ版のストーリー「たまちゃん、大好き」を収録した特典ディスク付の初回生産限定盤もラインアップ。「たまちゃん、大好き」のエピソードは初DVD化のようなので、アニメ版のファンも手が伸びてしまいそうなりよね。

コ○助も結構な数のドラマを見てきているなりが、実写ドラマ版の「ちびまる子ちゃん」はかなり秀逸な出来で、見ながら思わず唸ってしまったほどなりよ(笑)。これだけのキャストを再び結集させるのは難しいかもしれないなりが、たった一作で終わらせることなく、第二作、第三作と続けて欲しいものなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.