室温マイナス5度で気分は北欧、真夏日続きで氷のバーが人気。

2006/08/04 19:13 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


今年2月に開店した東京・西麻布にある「アブソルート・アイスバー東京」。店内は壁やグラス、カウンター、彫刻に至るまで氷でできており、室温は常時マイナス5度。真夏といえども防寒着なしでは入れないのだ。そんな氷に囲まれた空間が、真夏日が続く最近、人気を集めているのだとか。週末夜は満員になるという。

アブソルート・アイスバーは、スウェーデンのラップランドにあるすべて氷でできた冬季限定ホテル「アイスホテル」が、ウォッカメーカー「アブソルート」と組んでオープンしたバー。同ホテルのバーを再現したものなのだ。スウェーデンの首都ストックホルムを皮切りに、ミラノ、ロンドンと展開。今年2月、西欧圏以外で初めての進出となる東京店を開店した。

他店舗同様、使用する氷はスウェーデン北部、北極圏を流れるトルネ川から直輸入するという徹底ぶり。店内の彫刻も、アイスホテルのアート部門のディレクターがさまざまなアーティストに依頼して、このトルネ川産の氷で制作しているのだ。しかも、この彫刻は年に2度リニューアルされるのだそう。

入店の際には、用意してあるポンチョタイプの防寒ケープと手袋を着用する。なにせ店内の温度がマイナス5度なため、Tシャツなんかで入ったら凍ってしまうのだ。しかし、ケープや手袋を着ける本当の理由は、体温で室温が上がらないようにするためだとか。どんなに厚着をしていっても、このケープを着なければならないのでご注意を。店内のカクテルは、すべてアブソルートのリキュールがベースとなっている。

入場料は、ケープと手袋、ワンドリンク、氷のグラスが付いて3500円。おかわりはカクテル1200円、ソフトドリンク1000円で、新しい氷のグラスを800円で、45分ごとの総入れ替え制になっている。ちょっと高めのお値段だけど、避暑地に行けない多忙な人にはうってつけのバーなのだ。涼しすぎておなかを壊しそうだけど。予約は2カ月先まででき、ネットでも受け付けている。ただし、10名以上の場合は電話のみの受付となっているのだ。


☆アブソルート・アイスバー東京(ABSOLUT ICEBAR TOKYO)
場所:
東京都港区西麻布4-2-4 The Wall
電話:
03-5464-2160
03-5464-2161(予約)
営業時間:
日曜日〜水曜日 午後6時〜翌午前0時
木曜日〜土曜日 午後6時〜翌午前2時15分

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.