結婚式にかけたい曲の1位にエアロスミス、英DJ調査で。

2006/08/04 12:44 Written by コジマ

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欧米の結婚式で欠かせないのが、新郎と新婦が踊る「ファーストダンス」。日本にはあまり馴染みのない風習だけど、欧米の結婚式ではメインイベントになっているそうなのだ。英国のDJを対象に調査したところ、このファーストダンスに使われる曲として、映画「アルマゲドン」の主題歌であるエアロスミスの「ミス・ア・シング」が1位に選ばれたのだ。英国では何かとやり玉にあげられているジェイムス・ブラントの「ユア・ビューティフル」も7位にランクインしている。

ファーストダンスは結婚後、文字通り最初に踊るダンスで、新婦とその父親、新郎とその母親が踊る「ラストダンス」のあとに行われるのだ。結婚式のメインイベントであり、大勢の招待客の前で披露するため、婚約中に2人で、なかには両親も連れてダンスレッスンに通うカップルが多いのだとか。

メインイベントとあって、ファーストダンスの選曲は重要になってくる。先日挙式したアヴリル・ラヴィーンとデリック・ウィブリー(SUM 41)は、グー・グー・ドールズの「アイリス」を使用。残念ながら同曲はこのランキングには入らなかったのだけれど、2人の“らしさ”が出た良い選曲だったのだ。

1位の「ミス・ア・シング」はスローなロックで、これを選んだDJが多いというのもうなずける。見つめ合う2人の濃厚なダンスが想像できるのだ。2位に選ばれたのは、ブライアン・アダムスの「アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー」。シンセサイザーを使用したバラード曲で、こちらも映画(「ロビン・フッド」)の主題歌なのだ。3位には米カントリー・バンド、ローンスターの大ヒットバラード「アメイズド」がランクイン。FM曲で放送禁止になり、英国人が“イラつく”ものリストで4位に入るなど、何かと嫌われているジェイムス・ブラントも、今回ばかりは大ヒット曲「ユア・ビューティフル」が7位に入るなど歓迎されているようなのだ。

ファーストダンスの風習がない日本だけど、披露宴を演出するための選曲は、みんな苦労しているみたい。先日結婚したぼくの友達は、入場曲にエルビス・プレスリーの名曲をカバーしたUB40の「好きにならずにいられない」を使っていたのだ。今回のランキングには選ばれていないけれど、これも結婚式でよく使われる曲ではないだろうか。ぼくだったら何を選ぶかなあ。ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」を爆音でかけて踊るとか。おめでたい雰囲気とは正反対の曲だけど(笑)。オアシスの「ロックンロール・スター」や、ハイスタンダードのカバー曲「初めてのチュウ」もいいなあ。


☆ファーストダンス曲ランキング
1. エアロスミス「ミス・ア・シング」
2. ブライアン・アダムス「アイ・ドゥ・イット・フォー・ユー」
3. ローンスター「アメイズド」
4. シャナイア・トゥエイン「スティル・ザ・ワン」
5. シャナイア・トゥエイン「フロム・ディス・モーメント・オン」
6. ヴァン・モリソン「ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー」
7. ジェイムス・ブラント「ユア・ビューティフル」
8. サヴェージ・ガーデン「トゥルーリー・マッドリー・ディープリー」
9. ロビー・ウィリアムス「エンジェルス」
10. ホイットニー・ヒューストン「オールウェイズ・ラブ・ユー」

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