FUJI ROCK FESTIVAL '06超直前チェック。

2006/07/27 12:50 Written by コジマ

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今月28〜30の3日にわたって新潟県湯沢町にある苗場スキー場で開かれるFUJI ROCK FESTIVAL '06。今年は10周年を迎えるとあって、主催者側の気合いもいっそう入っているようなのだ。いよいよ開催まであと1日にせまってきたのだけれど、みなさん準備は済みましたか? 29日の1日券は売り切れたけれど、28日と30日は当日券を売り出すそうなので、行こうか行くまいか迷っている人は、ぜひとも日本最大の音楽フェスティバルを体感してほしいのだ。さて、いざ直前になると、出演者のタイムテーブルや用意すべきものなどが気になるところ。ここでいろいろ確認してみるのだ。

まず、28日。この日のヘッドライナーは、2004年デビューのフランツ・フェルディナンド。日本でもウォークマンのCM(「ドゥー・ユー・ウォント・トゥー」を使用)で認知度がかなり上がっているものの、デビューからわずか2年でフジロックのヘッドライナー抜擢は、まだちょっと不安なのだ。まあ、ライブには定評があるし本国でフェスをたくさんこなしているので、この大役を見事果たすと思うのだけれど。今年武道館公演を観たとはいえ、フジロックでのフランツの勇姿は観たかったなあ。メインのグリーンステージで午後9時半からの出演なので、会社が終わってからでも十分間に合うのだ。

28日のタイムテーブルを見てみると、フロッギング・モーリー(グリーンステージ12:40〜)、スピント・バンド(レッドマーキー12:40〜)、ザ・クロマニヨンズ(ホワイトステージ12:50〜)(同じ時間帯なのが酷!)、トミー・ゲレロ(ホワイトステージ15:50〜)、ザ・クリブス(レッドマーキー16:40〜)ダーティ・プリティ・シングス(グリーンステージ17:30〜)、ジェット(グリーンステージ19:20〜)、ドノヴァン・フランケンレイター(ホワイトステージ20:30〜)、ズートンズ(レッドマーキー20:30〜)などが気になるのだ。ぼくの周りでは前評判が一番良くなかった28日だけど、いやあ、これだけ観られるなら十分元が取れるのだ。

続いて、1日券が唯一売り切れた29日。この日のヘッドライナーは、泣く子も黙るレッド・ホット・チリ・ペッパーズ! チケットの売り切れも、大半がレッチリの力だと思うのだ。3度目となるフジロックのステージで、どんなパフォーマンスを見せるのか、「ビンボー、ビンボー、ビンボー、ビンボー、ビンボーでーす!」(「ミー・アンド・マイ・フレンズ」)って大合唱するんだろうなあ。うらやましい。甲本ヒロトと違う日の出演なのでフリーは脱ぐのかな(笑)。グリーンステージに午後9時半より出演。

29日のタイムテーブルを見てみると、ウルフマザー(グリーンステージ11:00〜)、ミステリー・ジェッツ(レッドマーキー14:10〜)、ザ・ハイヴス(グリーンステージ15:05〜)、KEN YOKOYAMA(グリーンステージ16:30〜)、ソニック・ユース(グリーンステージ18:00〜)、ジュニア・シニア(レッドマーキー18:40〜)、ヤー・ヤー・ヤーズ(ホワイトステージ20:30〜)、クーラ・シェイカー(レッドマーキー20:30〜)(何で重ねるの!)、シザー・シスターズ(ホワイトステージ22:20〜)などが気になる。ぼくがこの日に観たかったバンドの1つであるクラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーは、ボーカルのアレック・オンスワースが喉の不調を訴えたため残念ながら出演がキャンセルとなってしまったのだ。ガールズ・オルタナティブ・バンドを率いたジェニー・ルイスが代役を務めるとのこと。

そして、最終日となる30日。10周年の大トリを務めるのは、キャリア6年のザ・ストロークス(実際は、ベリー・スペシャル・ゲストのハッピー・マンデーズだけど)。大抜擢と言って差し支えないほどの起用だけど、彼らならしっかりと務まりそうなのだ。ぼくの大好きな超絶技巧曲「ヴィジョン・オブ・ディヴィジョン」が生で観られるのが楽しみ。彼らとともに00年代の音楽シーンを牽引しているジャック・ホワイト(ザ・ホワイト・ストライプス)のザ・ラカンターズと同じ日の同じステージに立つというのも、感慨深いのだ。グリーンステージに午後8時20分より出演。

30日のタイムテーブルを見てみると、ギターウルフ(レッドマーキー10:20〜)、ザ・リフュージー・オールスターズ[シエラレオネ共和国](グリーンステージ12:25〜、オレンジコート17:20〜)、マムラ(レッドマーキー12:45〜)、KTタンストール(グリーンステージ13:45〜)、ライノセラス(ホワイトステージ14:20〜)、スノウ・パトロール(グリーンステージ15:10〜)、ブロークン・ソーシャル・シーン(ホワイトステージ15:50〜)、ジェイソン・ムラーズ(グリーンステージ16:40〜)、ザ・ラカンターズ(グリーンステージ18:20〜)、ゆらゆら帝国(フィールドオブヘブン18:20〜)、大江慎也(レッドマーキー21:00〜)、ハッピー・マンデーズ(グリーンステージ22:30〜)、モグワイ(ホワイトステージ22:30〜)などが気になる。こちらも観たいバンドがたくさん重なっていて、どっちに行こうか迷ってしまうのだ。残念なのが、この日に出演予定だった“ミスター・フジロック”こと忌野清志郎が、喉頭がんで入院したためキャンセルとなったこと。フジロック主催者であるスマッシュの日高正博代表によると「彼の喉頭癌は初期症状で時間をかけて療法すれば回復します。俺達と皆さんで応援してまた苗場に帰って来て貰いましょう」「それと彼の代わりのバンドは有りません。何故ならば清志郎は清志郎でその代わりは無いと思うからです。理解して下さい」(スマッシュのメールマガジンより)とのこと。観たかったなあ。

さて、こうしたフェスで欠かせないのが持ち物の準備。28〜30日の苗場のお天気を見てみると、
28日 曇りのち雨 最高/最低気温:27/19度 降水確率:100%
29日 曇り時々雨 最高/最低気温:27/19度 降水確率50%
30日 曇り 最高/最低気温:27/19度 降水確率:40%
(27日正午現在。最新予報はウェザーニューズでチェックを)
となっている。うーん、昨年と同じく雨の危険性大なのだ(というか、28日は確実に降るみたい)。雨対策や虫対策をしっかりして、せっかくのフェスを楽しく過ごしたいところ。「ナエバでゴーゴゴー!」というブログが持ち物について詳しく掲載しているので、昨年に続いて今年も引用させていただくのだ。詳しくは「ナエバでゴーゴゴー!」の「夏フェス持ち物リスト」を参照。この部分をプリントアウトして忘れ物チェックに活用してください。

【身の回り品 −絶対忘れちゃダメ編−】
□ チケット
□ お金
□ 財布
□ 携帯電話
□ バッグ(ウェストバッグがベスト、リュックはベター)
□ タオル
□ ティッシュペーパー
□ ウェットティッシュ

【身の回り品 −備えあれば憂いなし編−】 
□ 日焼け止め
□ 懐中電灯
□ 虫除けグッズ
□ レジャーシート
□ ビニール袋
□ 携帯灰皿
□ カメラ
□ ペットボトルホルダー
□ 携帯できるイス
□ クーラーボックス

【服装】
□ Tシャツ
□ 靴下
□ 下着
□ 靴
□ 帽子
□ レインコート
□ 防寒着
□ 長靴
□ サングラス

【その他】
□ 絆創膏・常備薬
□ 保険証
□ フットケア用品
□ 防水スプレー
□ CD類
□ 遊び道具
□ 筆記用具
□ おやつ
□ サプリメント

【キャンプサイト】
□ テント一式
□ 銀マット
□ グランドシート
□ 寝袋
□ 洗面道具
□ 鍵
□ 目印
□ キャリーカート
□ ロープ&洗濯バサミ
□ 快眠グッズ(耳栓、エア枕、アイマスクなど)
□ 水着

今年はどんな興奮やハプニングが待ち受けているのか。うーん、もううずうずしていてもたってもいられないのだ。でもみなさん、ブヨにだけはご注意を。

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