世界最大のチョコメーカー、日本で高級チョコを強化へ。

2006/07/25 18:24 Written by コ○助

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ジャン=ポール・エヴァン、ピエール・マルコリーニ、オリオール・バラゲなどなど、世界に名だたるショコラティエの店が次々と日本に進出、近年、一大チョコレートブームが列島を席巻しているなりよね。一粒1000円というチョコレートも珍しくなく、一度に5000円、10000円分のチョコレートを購入する人も多いなりよ。これまでスイーツ系のブームは若い女性が支えているイメージが強かったなりが、現在のチョコレートブームは男性も積極的に参加しているのが大きな特徴。コ○助も例に漏れず、かなりの金額をチョコレートに注ぎ込んでいる一人なり……。

そんなブームの広がりと共に、カカオの濃い、本格的なチョコレートの人気が高まりを見せているなりよね。今年上半期には、明治製菓が「チョコレート効果」シリーズとして「板カカオ99%」「同86%」「同72%」を発売し、大ヒットを記録したのは記憶に新しいところ。今までは「甘い」「ミルキー」がチョコレートの在るべき姿だと言われてきたなりが、ブームによって確実に消費者から求められているチョコレート像に変化が起きているなりよ。

こうした日本のチョコレートブームに目をつけたのが、世界最大のチョコレートメーカーとして知られる、スイスのリンツ&シュプルングリー。日本では六甲バターが総代理店として、1989年頃から国内で販売を行っているなりが、リンツ&シュプルングリーは日本をアジアで最重要地域と位置づけ、販売を強化する方針を固めたなりよ。

日経流通新聞によると、今年9月頃から、価格が通常の2倍以上となる「オリジン」ブランドの新商品を、アジアでは日本に初めて投入する予定(欧州でも一部地域しか販売されていない)だというなりね。具体的には、次のようなラインアップを予定しているようなり。

・カカオ分55%の「キューバ」(410円)
・カカオ分65%の「マダガスカル」(410円)
・カカオ分75%の「エクアドル」(410円)
・キューバ、エクアドル産のカカオ豆で作った粒チョコ詰め合わせ「オリジン ビタープラリーネ」(1260円)
・カカオ分85%のミニサイズチョコの詰め合わせ「エクセレンス 85%カカオミニボックス」(525円)

いずれの商品も、カカオ豆の原産国にこだわっているのが最大のポイント。「キューバ」ならキューバ産のカカオ豆「だけ」を使って作るため、大量生産できないプレミア感と、品質の高さが売りになるなりね。高級とはいえ、それほど高いわけではないし、チョコレート好きな人は、ぜひ一度リンツ&シュプルングリーの「オリジン」シリーズをお試しあれ。

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