大槻ケンヂと橘高文彦、ライブで筋肉少女帯の再結成を宣言。

2006/07/24 19:18 Written by コジマ

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「踊る赤ちゃん人間」がヒット中の大槻ケンヂ&橘高文彦。不仲が噂されていた筋肉少女帯メンバー同士のユニットに、かつてのファンは驚喜したと思うのだけれど、さらにうれしいお知らせが。この2人のライブで、筋肉少女帯の再結成が宣言されたのだ。

筋肉少女帯は、現在、格闘技マニアやサブカルチャーの大御所として有名な大槻ケンヂを中心としたバンドなのだけれど、ぼくが中学〜高校生だったとき、一部の熱狂的なファンに支持されていたのだ。1998年の活動休止以来、音楽界の表舞台から少し遠のいていた大槻ケンヂだけど、ギタリストの橘高文彦とユニットを組み、テレビ東京の人気アニメ「N・H・Kにようこそ!」(原作:滝本竜彦)のエンディングテーマ「踊る赤ちゃん人間」がヒット。この曲の発売記念ライブで、ゲストとして筋肉少女帯のベーシスト、内田雄一郎とギタリストの本城聡章が“乱入”し、復活を発表したのだ。

大槻、橘高、内田、本城は、メンバーがコロコロ変わる筋少にあって、在籍期間が一番長かった第22期メンバー。ここにドラマーの太田明が加わるはずなのだけれど、ライブへの“乱入”でも姿がなかったようだし、復活公式サイトにも太田の名前はない。うーん、彼との仲は修復されていないのかな。ドラム巧かったのになあ。

再結成ライブは12月28日に、オーケンの出身地である東京都中野区の中野サンプラザで行われる。タイトルはずばり「THE・仲直り! 復活! 筋肉少女帯〜サーカス団パノラマ島へ帰る '06〜」。主催者のeプラスで8月18日から先行販売されるのだ。

ぼくはあまり筋少の影響は受けなかったのだけれど、思い出があるのだ。高校生の頃、コンサートのバイトをしていたのだけれど、仕事はもちろんステージセットの組み立て・解体の補助やチケットのモギリ、そしてライブ中の会場警備のみ。しかし、東京・日比谷野外音楽堂で開かれた筋少のライブの際、突然ステージへの出演を命じられたのだ。「釈迦」の間奏中、オーケンの横で上半身裸、銀のカツラという姿になり、今で言う「エアギター」をしながら踊り、歌が始まると袖に引っ込むというもので、わずか1分足らずの出演ながら、野音を埋め尽くす3000人の観客の目の前で何をしたか覚えてないほど緊張したのだ。しかも、その日はビデオ撮影もあったため、ぼくの姿は永遠に刻まれるハメになった。そのビデオはいまだに確認していないのだけれど、ビデオをお持ちの方はぜひチェックしてみてください。

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